「おっ、紺野。昨日のどうやった?」
「え…。今度、会うって約束してしまったぁ(>o<) 先生、どうしよ〜…(*_*)」
「(^_^;)…先生はぁ、どうもできんわ♪」
今日、塾で、そんな会話を先生と交わした。 好きでもない男と、付き合おうとしているのは事実。 先生を忘れようと、付き合おうとしているのは事実。 もちろん、相手は大人。すぐに処女喪失のときがくるのは当然のことだろう…。
その直後、講師室に行くと ちょうど私の話を先生とS先生がしていたらしく 「ちょうど話っしょったとこに来た☆」と先生が私を見ながら言った。
「へ…(・.・?)」という顔をしていると、S先生に「こっちに来い」と呼ばれた…。
「紺野。自分の身は、自分で守らなアカンのぞ。わかっとんか?! そりゃあ、紺野が好きで付き合うって言うなら別やけどな。好きなんか?」
「ううん…好きじゃない…。」
「ほな、電話にも出るな。」
「けど…今度の日曜日、会うって約束してしまった…(>_<)」
「行くな!絶対行くな! すっぽかしたらええでないか! やっぱ、やぁーめたで、ええでないか!」
「電話かかってきたら…?」
「先生が出たる。出て、彼氏じゃって言ってやる。 もし塾に来たら、先生が追い返してやる! 紺野は、ええ子やけん、ちゃんと言えんかもしれんけどな ちゃんと言わんと、ずるずる引っ張るだけなんやぞ!どっかで断ち切らんと! そんなん遊びなん決まってるんやから! 自分の身は、自分で守らなアカンのんぞ!!!!!!!! だいたい、女の子がそんな簡単に携帯番号なんて教えたらアカンのぞ。 世の中、先生みたいな人ばっかりだったらええけどな☆(笑) 世の中には、K先生やD先生みたいな変な人がいっぱいおるんやから(^^;)」
S先生にまた怒られてしまった。 けれど、K先生とは違って、S先生はすごく、私のことをちゃんと心配してくれてると思った。
すごく、すごく嬉しかった。
どうして私は、K先生を好きになってしまったのだろう。 嫌われたとわかっても、どうして忘れられないのだろう…。 いつも頼って、行きついてしまうのはK先生.......
けど、私。 私のことを考えて、怒ってくれたS先生が前よりも、もっと、もぉ――――っと好きになりました。
だから、やめます。 S先生の言ったとおり、やめます。 「やっぱ、やぁーめた。」でいいんですよね? 好きでもない男と付き合うのはやめることにする。 あ゙ーあ。またフリーにふりだしか…(^^;)
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