高3クラスでの授業、四日目。 昨日、先生に少し冷たくされたぐらいで簡単に鬱に陥ってしまった私。 ここ最近の先生があまりにも優しすぎて その優しさがいつの間にか当たり前になっていて、完全に依存していた自分に気づく…。 ということで、先生から少し距離を置くことにした。 普段はほとんどかけないメガネ(遠視なので…) 薬指に輝くシルバーリング。 私は、自分なりに見えない壁を作った。 が…。 「紺野ぉー♪シャーペン貸してくれ☆」という先生の声によって そのバリアは、いとも簡単に壊されてしまった。 私のシャーペンを使って出席をとる先生…。 「ありがとう」と言った先生…。
そのあとも、いつものように優しかった。
先生はずるい。 そして、すごい。
私を簡単に鬱から抜けさせたのだから。
問題を各自で解く時間、残り時間が少なくなってきたとき 問題が最後まで解けていない私に 「紺野ぉー!ヤバイ、ヤバイ(>_<)」と子供のように言う先生。
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