2006年04月20日(木) パス姉ちゃん 禿げても許す おりこうさん
生後4ヶ月24日目
まなティは、手が自由に使えるようになったので、モノを掴むのがブームだ。なんでもかんでも掴んでみたいらしい（そして必ず舐める）。自分の周りにあるものを、反り返って精一杯手を伸ばして触ろうとする。でも、まだ寝返りもできないまなティなので、手が届かないものがほとんどで、怒る。キーーーッと。動けない自分がモドカシイみたいだ。
抱っこしてても同じで、横に来るものにはなんでも触りたいらしく、常に手を伸ばして何にでも触ろうとする。ベランダの柵とか、ドアノブとか、洗濯物とか、壁の模様とか、なんでも。
触らせられるものは、そばに寄ったり、近くに持ってきてあげたりして一通り触らせているんだが、口に入れられたら困るものとか、触って欲しくないような汚いものは、当然触らせない。そしたら、怒る。キーーーッと。ハイハイできるようになる日が恐ろしいような。
そんなまなティは、パスカリーナのことが大好きだ。黒くてフワフワで自分の周りを動き回る物体に興味がないわけがない。さっきも近くで寝ていたパスカリーナを触りたくて手をブンブンしていたので、パスカリーナの横に座らせて（私が支えて）まなティの手を取って、「パス姉ちゃん、ちょっと触らせてね」といいながら触れさせたら……、
いきなりパスカリーナの後頭部の毛をぐわしっと。ビックリしただよ。想定範囲内のはずなのに、ぜんぜん想定してなかった私が悪い。慌ててまなティの硬く握り締めたグーを開かせようとしたんだけど、意外にも力が強くてぜんぜん開いてくれない。余計にパスカリーナの毛を引っ張る形になっていた。ようやく離した手には、パスの毛がゴッチャリと。うわーーーん。パスごめんよ！！
パスカリーナはまなティのことを無力な赤さんだと認識してるみたいで、私が同じことをしたらパンチを食らってただろうに、今回はウンともスンとも言わずに耐えてくれていた。ビックリ顔はしてたけど。ああ、パス姉ちゃん、おりこうさんだ。
これから、まなティが動けるようになったら、パスのことを追いかけ回すんだろうな。パスの逃げ場を作ってやらねば。
つづく。
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