2005年08月08日(月)  週末は 家具屋に通い 品定め


23w3d(6ヶ月目)

土曜は、私たちが引っ越した後にここに入りたいという2組の家族が家を見に来た。どうせ引っ越すしと思って散らかしていたので、ちょっと恥ずかしかった。すべての部屋をみんなジックリ見ていた。

そして午後に、新しい家の契約をしに不動産屋へ。ボンドと言われる、日本の敷金のようなやつを小切手で払って、サインをして鍵をもらった。家に入れるのは月曜(今日)からだけど、好きに見ていいと言われたので、部屋のサイズを測量しに新居へ。

あちこちのサイズを持参のメジャーで測り、家に帰って50分の1の精密な見取り図を描いた。家具も同じように縮小して配置を決め、日曜にはそれをもとに家具を買いにいった。

欲しいのは、ダイニングテーブル、本棚、テレビ台、小ぶりのタンス、仕事机で、この中ですぐにでも必要なのが、ダイニングテーブルと本棚。

執念深い私たちは、もう家具屋には10回くらいは下見に来ていて、部屋のイメージを煮詰めていって、インテリアの雑誌を何冊か見てお互いの好みを話し合ってきた。そうすると、無数に並ぶ家具の中でどれがいいのかさっぱり見えなかったのが、行くたびに選択肢が狭まっていくのだ。これは人生と一緒だなと思った。はっきりしたビジョンを持っている人ほど、行くべき道が見つけやすい。

まずはダイニングテーブルを探すことに。お互いの好みはそれぞれいくつかあって、その中でピッタリ合致した選択肢は、大人が乗ってもびくともしないほど頑丈で、足が太くて、重くて、角が丸く削ってあって(子供が頭をぶつけたときのために)、木を感じられて、丁寧に仕上げてあるもの。

そして、思った通りのものがすぐに見つかったのだ。しかも、在庫処分なのでかなりのお値打ち。ただ、大きさが思っていたものより大きくて、最初に考えていた4人掛けではなくて、それは6人掛け。横に3人座れるデカイヤツなのだ。

とりあえず、サイズをメモって、一旦カフェへ行き、持ってきた見取り図で確認したところ、まったく問題なく納まることが判明した。子供は3人欲しいと言っている私たちだし、私の母はしょっちゅう来ると言っているし、6人掛けが広々としていいんじゃないかという結論に達し、そのテーブルに決定。

テーブルを決めたら、木の色が決まるので、本棚もすぐにいいのが見つかった。背がウエストくらいの高さで、厚みは薄くて(本を重ねるのがイヤなので)、横に長いものを2つ買うことに。これで、どうにか手持ちの本が納まるだろう。

本当にいい買い物をしたと思う。配達は引越しの1週間後。楽しみ。


仕事のことを思って、オーストラリアに永住するのがどうしてもイヤで、悶々と泣きくらした時期もあったけど(最終的に相方と一緒にいることを選んだ)、こうして妊娠して、これから家族を作り(子供はこの国が故郷となるのだ)、少しずつ根を張っていくことで、覚悟ができてきたというか、よっしゃ、この国で楽しく暮らしていくぞ!という希望のようなものを最近感じるようになってきた。この国は子供を育てるには最適な環境だ。

やっと、オーストラリアらしいのん気なビーチ沿いに住めるし、この国に移民してきて本当によかったと心の底から思える日も近いんじゃないかと思う。


つづく。


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