2002年08月18日(日) 結局は 商売なんです なにもかも
う、う、生まれるぅぅぅ。
---
はぁ。。。
ホームステイという絶対に無理のある生活形態を始めて、
もうすぐ7ヶ月になります。
私のやってるホームステイは、
普通、語学学校なんかに留学したときに、
週200ドル位払ってやるホームステイとはちょっと違うんですよ。
あれは完全に商売なんで、言ってみりゃ一種のホテルみたいなもんです。
食事とベッドが提供されるだけで後は自由です。
私の場合、滞在費は格安で、週70ドルなんですが、
これってつまり、家族の一員となれってことを意味するんです。
200ドル払えば「お客さん」ですが、
70ドルしか払ってないんだから、
家族の一員としてきちんと働いてもらいまっせってことなんです。
なので、家事の分担もしっかりあるし、
毎日家族の団らんに加わったり、
休日は家族と出かけたり、
ときにはベビーシッターもお願いされたりします。
自慢じゃないんですが、
私こう見えて、他人と協調して生活するのウマイんです。
家事もソツなくこなして、
孤立することなく、まるで家族の一員のような顔するの
ウマイんです。
その証拠に、過去に滞在していた家からは、
帰る前にもう一度うちに滞在して!という家庭が絶えません。
しかしですねぇ、ウマイからこそ無理してる部分があるわけで、
自分というものをひたすら殺しているわけですよ。
休日の朝なんて遅くまで寝ていたいのに、
きちんと8時に起きる自分にうんざりするわけですよ。
子どもは、私が疲れてるどうかなんてお構いなく、
突然奇声を上げたり、ぶら下がってきたり、
何の予告もなくタックルしてきたりします。
こんなこと許せるのって自分の子どもくらいでしょう。
でもですね、親のいる前で、子どもをはねのけることもできず、
ひたすら子どものおもちゃと化す自分を不甲斐無く感じるわけですよ。
行きたくもないパーティにかり出されたり、
ビーチや買い物に連れ回されたり、
親たちの子ども自慢大会を兼ねた昼食に参加したりしても、
いやな顔一つせず、笑顔を絶やさない自分に吐き気がするわけですよ。
さらに学校では、雑用しかしてないのに、
「子どもたちはみんなイタズラ好きで大変だけど、
みんなホントに元気でかわいいね。
教育ってなんてすばらしいんだろう」
なんて顔をしている自分に辟易してくるわけですよ。
お前は、よい子のおねーさんか、と。
私だって しょっちゅう たまには、
「だり〜」とか「そんなの絶対イヤ」とか「バッカじゃねーの」とか、
ものすごい冷めた目で暴言吐きたい日もあるわけですよ。
よい経験していれば、なんでも乗り越えられるわけないんですよ。
そもそもよい経験の条件ってなんですか?
確かに英語は、ヘタに語学学校に行っていたよりも、
上達したというのは事実ですが、
はっきり言ってもうお腹一杯です。
もうこんな生活は一生イヤですね。
今まであんまり愚痴めいたことをここに書くのは
できるだけ避けようとしてきたんですが、
辞めると決めたので、もうなんでも書くことにします。
つづく。
日記のもくじ
|昨日の日記
|明日の日記