2002年08月14日(水) 腹立つわ お前らのその 浅はかさ
寒いです、すごく。まだまだ全然冬でした。
身体の芯まで温まる国に行きたくてしょうがなくて、
ネットで航空券の値段ばかり調べてしまいます。
タイとかベトナムとかバリとか行きたくてたまりません。
でも、オーストラリアから海外に行くとなると、
なぜか、ベラボウに高いのです。
身体を温めるためには、ここが夏になるのを待つしかないのでしょうか。
サムヒヨ〜。
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昨日、日本の温かいトイレの便器の話を書いたんですが、
それが出てきた同じビデオに、
日本の伝統料理を紹介する部分もあったんですよ。
で、そこに、
日本の朝ごはんとかお刺身とかも出てきたんですが、
生徒の反応が最悪でした。
なんか、その態度にものすごくムカツキました。
小学生なのでしょうがないのかもしれませんが、
それを常食としている人間のいる前で、
あからさまにイヤな顔をしたり、「おえっ」と言ってみたり、
そういうのって、絶対にやるべきじゃないと思うんですよ。
(日本人でも、東南アジア辺りの国に行って、
そういうことしてる人たくさんいますよね。サイアク)
この態度、子どもだけじゃなくて、
大人もしたりするんで、救いようがありません。
現に、ラス先生もしかめっ面で、
「海草は最悪な味で…」みたいな紹介を子どもたちにしてて、
まじでビビリました。
どういう神経してるんでしょうか。
そもそも、
世界一味オンチのイギリス人の子孫なんかに、
他人の国の食べ物の批判なんかされたくありません。
私の感じる限りでは、オーストラリア人って、
食べ物に対して子どものような味覚しか持っていません。
子どもから大人まで、美味しいと感じるのは、
塩分
糖分
油分
以上
味覚がそんなだからなのかなんなのか、
子どもの好き嫌いを親が直そうとしているのを見たことがありません。
今ステイしている家の上の男の子(8歳)は、
トーストとソーセージしか食べません。まじで。
ビタミンは体内で生成してるんでしょうか。ナゾです。
それに、子どもがご飯を残すのも全然OKなんですよ。
ぎゃーぎゃー言ってトーストをもう1枚焼いてもらったくせに、
一口も食べないまま残すとか、余裕。
親はいっさい怒らない。意味不明です。
そして、私が一番イヤなのが、オージーが節操なく食べ物を捨てること。
どうしてもしょうがないことってあると思うんですよ。
作りすぎちゃって、冷蔵庫に入れてても誰も食べないモノとか。
でも、そういうものを捨てるときって、
日本人なら、少し心が痛んだりしますよね。もったいないなぁ〜って。
でも、オージーはそんな気さらさらないみたいなんです。
この前、私が、
「食べ物には神様がいるっていう言い伝えが日本にはある」
みたいな話をホストマザーにしたら、鼻で笑われました。
「アホくさ」って感じで。
なんかですね、イギリス人がこの国に入って来たとき、
「食べ物が好きなだけ食べられる国に移民しませんか?」
という広告が打たれて、さらに入植が盛んになったらしいんですよ。
現に、この国は食べ物が本当に豊富で安いです。
好きなものを好きなだけ食べて、余ったら捨てればいい。
という感覚は、こんなところから来るのかなぁと思います。
それでも、たくさんあるから捨ててもいいという感覚は、
やっぱり全然理解できないんですがね。
人や物を敬ったり、目に見えないものに畏怖の念を抱いたり、
そういう気持ちをこの国の人は持っていないような感じがします。
食べ物を次々捨てるだけではありません。
子どもは大人を敬わない。
大人は年を取った親を敬わない。
いったい何様なんでしょうか。
なんかそういう面を見るたびに、
オージー株が私の中で大暴落します。
つづく。
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