2002年08月03日(土) バーベキュー こんなところで ありますか?
はい、ヒッキーたまり@寒村は、今日、
柄でもなくバーベキューパーティーに行ってきました。
さて、ここで問題です。
問:そのパーティーはどこであったでしょうか。
ヒント:普通のパーティーだったら行ってません。
1.空港レストラン内
2.空港待合室
3.飛行機の格納庫
4.飛行機の中
5.滑走路のど真ん中
ボケようと思ったけど、我ながらまともな選択肢を並べてしまいました。
答えは、3.飛行機の格納庫です。
飛行場にあるじゃないですか。
飛行機を修理するための大きな屋根つき車庫みたいなのが。
ものすごく大きいやつ。
そこであったんです、そのバーベキューパーティー。
もちろん、アデレード空港の。ワクワク。
ご存知、おバカなホストファザーはカンタスのエンジニアです。
最近つぶれたアンセットからエンジニアたちが異動してくるので、
その歓迎パーティーがあったというわけです。
エンジニア、パイロット、スッチーなど、総勢60人、
それに子どもが17人という大きなパーティーでした。
格納庫には、小型飛行機が一機しか入っていなかったので、
ものすごい広いスペースがありました。天井も高い高い。
70人分の肉を焼く巨大なバーベキュー台、
サラダ、ソース、ドリンク類が乗るそれぞれの台があり、
人も70人以上いるというのに、全然圧迫感がありません。
さてさて、問題は食事です。私はいつもペコペコなのです。
今日も、オデコに「肉」という文字が浮き出るほど、
肉を強くご所望のたまりさん、
着いた早々、コヨーテのように獲物の方へ歩み寄る。
人にガッツイてるのを悟られないように、
「子どもがお腹を空かせてるもんで」という顔をして、
ホストファミリーの子ども(オトリ)を連れて、
誰も手をつけていない食べ物が乗った台を物色。
とりあえず、カモフラージュに、ドリンクを取ってみる。
おお、なんとっ、
ドリンクを入れるカップが、飛行機の中で出てくる、
透明のプラスチックのカップではないですか。
底に、「QANTAS」という文字。
さすが、カンタス主催のバーベキューパーティー。
おお、その横にあるのは、
紙ナプキン、プラスチックのスプーン、フォーク、ナイフ、
塩、コショウ、砂糖、コーヒーかき混ぜ棒などがセットになった、
機内食用のアメニティーグッズです。
もう我慢できないので、とっととサラダを取って、
まだ完全に焼けてない肉を選んでお皿に乗せてもらって、
(こっちで肉をレアに焼くことはあんまりないです。
かったいです。なので、あえて生焼けを選ぶがよろし)
食事開始。
てか、肉が分厚すぎるわ、ナイフがプラスチックだわで、
切れねっ。
周りを見回すと、みんなのお皿に乗ってるのは、
ソーセージ、ハンバーグ。。。
みんな、ちゃんと計算してました。
フライング気味の私はそれでも「肉」が食べたかったので、
一人で分厚いステーキ肉と格闘して、平らげました。
しかも2回も取りに行っちゃったもんね。
ああ、旨かった。
さらに食後に、機内で配られる
カップ入りのバニラアイスクリームを
ペロリと2つ平らげて、
ワインをカップに3杯ガブガブと流し込み、食事終了。
その後は、子どもたちに次々とぶら下がられたりしながら、
腹ごなしもちゃんとこなしたのでした。
パーティーには、風邪気味のホストマザーは行かなかったので、
私と、ホストファザーと、子ども2人の4人で参加したのですが、
そしたら、ホストファザーの同僚が、
私をホストファザーの新しい彼女と勘違いしていたらしいのです。
それをおバカなホストファザーは、家に帰ってから、
ホストマザーに、笑いながら話してしまいました。
静かに聞いていた、ホストマザーが低い声で一言。
「それって、すっごい笑える」
ヒーーーーッ。顔が笑ってないよーーーー。
ホストファザーはホンモノのバカモノかもしれない
という疑惑が脳裏をかすめた、いい1日でした。
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スッチーを隠し撮りして密かに商売しようと思ったのに(嘘です)、
カンタスのスッチーは、私服になるとただのおばさんなので、
どの人がエンジニアの奥さんで、どの人がスッチーか
区別がつきませんでした。しょぼーん。
つづく。
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