DiaryINDEX|past|will
2003年07月01日(火) |
独りで死ねないのなら死ぬんじゃない。 |
今日テレビを観ていたら、嫌でも何度も耳にしたニュース。 女子中学生二人が自殺・・・・・
残された携帯電話にメールで遺書らしきものが残っていたとか。
生きていくのが嫌になった。
まだ15年しか生きていない彼女達の人生に、何があったというのか。 嫌、それよりも「生きる」って楽しいことだけじゃないんだよ。 楽しいことはご褒美程度で、ほとんどは苦しみとか切なさとか。
だけど皆、一生懸命生きている。 生きることの意味とか、 自分の存在の意味とか、 一生かかって考えて、 それでも答えが見つかるかどうかさえはっきりしない。
最近はネットで仲間を募って、心中するという事件も多発しているけれど、 亡くなった人にかける言葉ではないと思うけど、 一人で死ねないのなら死ぬんじゃない。 連まないと死ねないのなら、死ぬんじゃない。
人間は生まれてくる時も一人。 死ぬ時も一人なんだよ。 誰かと一緒なら怖くないからなんて、 そんな勢いで命を粗末にするんじゃない。
死ぬことを怖いと感じるのは当たり前。 だから死なずにすんだ人が沢山いるんだ。 そして、あの時死なずに良かったと思っている人も沢山いる。 だから、だから、 勢いでその恐怖を乗り越えないで。
自然な死が訪れるまでは、人は生きなきゃいけないんだ。 これは義務なんだなぁって感じるようになったよ。 どんな人生でもいいから、とにかく生きなきゃいけないんだ。
とにかく生きなきゃいけないんだ。
そう書かれていた友人の手紙を、 今日改めて読み返した。
|