今日は、新しいお仕事の実習をさせてもらいました。
仕事の内容は、今現在やっているのと、同じような(知的障害者の介助の)仕事なのですが、 今年から、今雇ってもらっている所と掛け持ちで、 他の某事業所でもやらせてもらおうと思っているのです。
今日はとりあえず、その事業所の活動に、ボランティアで入らせていただいて、実習しました。
今までやっていた仕事は、サークル活動や行事の補助などの、「みんなで何かをする」活動だったのですが、 今日、入らせてもらった所は、知的障害を持つ人にマンツーマンで付き添い、社会生活に必要な外出の介助を行う活動をしています(重度の人の場合、2人体制の場合もある)。
今日は、事業所の職員さんと、私の2人で、車椅子に乗った知的障害の人に付き添いました。 行き先は、某所にある、障害者スポーツセンター。 その人は、毎週そこに通い、プールで泳いで、シャワー室で身体を洗っているのです。 ヘルパーは、朝、その人をお家まで迎えに行き、電車に乗って、スポーツセンターに行き、1日を一緒に過ごして、また、お家まで送ります。
思っていたよりも、障害が重度の人。 それに、私は、車椅子の介助の経験があまりなかったので、 とっても、緊張しました。
超ありがちな意見ですが、車椅子で移動している人にとって、 歩道にある、ほんの少しの段差や障害物でも本当に困ります。 ほんの2〜3センチの凹凸にも、車輪は引っかかります。 車輪がひっかかると、車椅子全体に振動がいきわたってしまいます。 車椅子は、幅が大きいし、小回りもききにくいので、道が広く使えないと困ります。 歩道のまんなかに放置している自転車はもちろん、 落ちている空き缶や、歩道に少しでもはみ出している看板なども、逝ってヨシ!!!!て感じでした。 何か障害物があるたびに、私は「ひぇぇぇぇぇ!」と心の中で叫んでいました。
その人は、知的障害が重く、自分の意志で車椅子を動かして進むことができないので、すべてが押している人にゆだねられます。 それに、身体が大きな人だったので、重い〜(><)。 私は必死でした。冷や汗かいてました。 道も怖かったし、駅のホームも、電車も恐怖! きっと、見てて、ものすごくあぶなっかしかったと思います。 一緒に行ってくれたスタッフの人も、きっと冷や汗をかいていたことでしょう。。
無事、スポーツセンターについても、 トイレの介助だ着替えの介助だ洗体介助だと、力仕事がいっぱい! 車椅子に乗った人を水着に着替えさせて、一緒にプールに入る介助なんて初めて。 要領がつかめないうえに、力もないので、本当に大変でした。。
プールに入るときは、ヘルパー2人で、「よっこいしょ」と、本人の身体を抱えていれてあげます。 プールに入ってしまうと、浮力があるので、本人は浮き輪に入って、とても楽しそうに泳ぐのですが、 プールから出るときも、やはり、ヘルパーが、引きずり出して、抱えてあげて、車椅子に戻してあげるという形です。 身体の大きな人だし、本当に大変・・と言ったら申し訳ないけれど・・・ 大変でした!!すみません!
でも、その人は、1日、本当に楽しそうに笑ってくれて良かった。 言葉もなく、だた、「アー・・ウー・・」としか言わない人だったので、 どうコミュニケーションをとっていいものかと最初はとまどいましたが、 時間が経つにつれて、だんだんと、その人の伝えたいことがわかるようになりました(少しだけどね)。 それに、車椅子に座って着替えるとき、こちらから言わなくても、介助しやすいように背中をちょっとかがめてくれたり、そういうちょっとしたことにも、「おぉ!」と感動してしまいました。
一緒に行ってくれたスタッフの人は、とてもしっかりもので、友達が多そうなキャラ。 もし、普通にクラスメイトだったら、絶対、私みたいなタイプをうざがる人だろうな・・と思ったけど、 今日は、普通にうちとけられて、「あ、私でも、こういうタイプの人と普通に話せるんだ。」と思って嬉しかった。
その人を家まで、送り届けたあと、事務所に行って、契約書をもらってきましたが・・・。 今後どうしようかな。。 いろいろ理由があって、(時給のことや、体力面のこと)とても迷っています。
今日は、充実してたけど、とっても、疲れたよぅぅぅ。 もうクタクタだ。 私は、やっていけるのか。。 というか、やっていいのかこの仕事。
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