るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 交錯

時計を見れば13時25分でした。







丸の内にいました。

私は14時からある、

市民活動グループの定例会に参加する手はずになっていました。







私の隣には彼がいました。

彼は完全offの日です。




「会合には少し遅れていくから、これからランチしない?」

「いや、遅れたらまずいでしょう。」




と言いつつも

最終的に私達はランチを選択しました。

暗黙の了解として

ランチの後のスケジュールは

ベッドに連なるだろうと互いに思っています。






過去の経緯から

ランチの後は

必ずそのようなパタンになるから

だから 

そのような暗黙の了解が相互にわき起こったのです。








私達は

東京駅のタクシー乗り場でタクシーを待つ列に並び

銀座に向かおうとしましたが、

あいにく

出払ったような数のタクシーで

一向に列は はけません。







感情がもどかしさを呼び

私達は互いを引き寄せ合い

一瞬抱き合いました。





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「ねぇ、ずっと待っていいの?

もし、違うなら言ってね。

どうでもよくなったのに、知らずに待つのは辛いから。

お返事ないのは、待っていろって事で 

いいの?

******
るり子
******」






夢と現実が交差して

メールを送信したのも夢かと思い

朝 

確認をしてみれば、






メール送信は、私によってなされていました。










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小さなフォト日録  今日は 【 餃子をつくろう 10 】



BBS


2003年05月30日(金)
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