るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 彼がいる生活 いない生活

彼がいない生活。

彼がいる 生活。





普通の一日なら

私の中で彼が実在している時間数は 



少ない日で数十秒、

これはメールのみの日。


多いときで数十分、 

これは電話でお話をした日。


デートをすれば

ほとんど半日から丸一日

私と彼の人生が重なります。






が、

圧倒的に多いのは

文字だけ・声だけ

の日。





だから

彼がいなくても耐えていけると思いがちだけど、

確かに 生きていけないことは無いけれど、

人生の

折々の 喜怒哀楽を

共に語り合える人がいなくなるのは

すごく淋しいことです。





別に二人だけの閉じた世界で生きている訳ではないから





現に

先週の日曜日もお友達が尋ねて来たし 

また今週も別の友人が遊びに来るけれど

彼とお友達とでは

当然ながら

全く違う会話をしている事に気がつきます。








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しっかりもので通っている私だけを知る人には

信じられないようなことかもしれません。






例えば今日。


「どうも右肩の調子がいまいち。肩をあげるのがきついよ。」

「なぜにそんなに、あちこち痛いの? 」

「まぁ、一言で言えば歳ってことになるのかな?」

「やだぁー。そんなのイヤよー。やだもん。」






^^; こんな調子です。





彼が傍らにいない 私の大半の人生だけど

でも

ここまで心を開放できる安心感は

何物にも替えがたいものです。

それが一日のうちで

ほんのささやかな時間だったとしても。





接点があまりにも少ない月などは

私たちが私たちでいる意味が見いだせなくて

つまり

私がいなくても 彼には全く支障がない

むしろ、邪念がなくお仕事に集中できると

そんなことを考えてしまい、気が引けることがあります。





明日彼に 聞いてみようかな。

何を?

そう

彼にとっての私の意味

を。


(「存在意義」と書くと解りやすいけれど、

彼が理屈っぽいと言いそうだから

ちょっと叙情的に、「私の意味」という表現でね^^)





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2003年04月11日(金)
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