るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 心に痛みとすれ違い

「日録書くの、楽しいか?」

彼が私に聞きました。







「うん、楽しいよ。だって、あなたの事を思い出す作業だもの。」



「それならいいんだ。」






昨日、

メールの返信を待ち焦がれていた私を知って

彼はいつもより多めのメールと

夜には


「元気してるか?今から少し、チャットでもするか?」

といって、

時間を割いてくれました。







私は

彼に言いました。

「何だってメンテが大切でしょ?私たちにだってメンテナンスは要るわ。

日録は、心を繋ぐいい機会になるし。」


彼は




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言いたい事や、したいことは同じなのに、

言葉の概念が違うだけで、

心に痛みとすれ違いが生じる。







私は 義務感でメールやチャットをして欲しくないし

彼は 義務感でメールやチャットをしたくない。

どう考えても私と彼の意見は

一致しています。







私は 相手の心を慮って接する大切さを言いたかったし

彼は 相手の心を慮ってメールやチャットを設定してくれた。

ここも

私と彼の意見は

一致している。





一致をみないのは、ここから先。





メンテナンスの本当の概念とは

一体

どんななのでしょう。






概念の認識違いが頻繁に起こると

文字によるコミュニケーション、

つまり

チャットやメールや、

ひいては

日録を書くのも

辛くなる。




BBS


2003年01月30日(木)
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