るり子の日録【愛が終わる日】
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るり子



 浪漫飛行で再び飛び立とう

昨日の夜

風邪で体調を崩している彼に

旅行の予定を聞いた お馬鹿な私。^^;







「どう?旅行いけそう?」


「まだスケジュール的に確約は出来ないなぁ。

ただ、ちょっと精神的にめげている部分があるかもしれない。」



「無理は一番よくないわ。素直にそう思う。

もっと気が乗った時がきたらの話にしようか、一泊旅行はね。」







私は本当に、心からそう思ったのです。

二人のためには、無理が一番よくないのだと

その瞬間は

そう思ったはずなのに。






彼が

「うーーーーん、、、そうだねぇ。じゃあ、先送りしましょう。」

と、言ったら






なぜか

ここで止めておけばいいのに・・・・・・・・・、

よせばいいのに・・・・・・・・、

以下のような 自爆テロ的暴言を吐く私。






「私たちには一泊旅行はまだ早すぎるのか、

もしくは、時期がこないまま 実現せずに関係が終息するのかもね。」







(おぃ〜、己よ、なに言うてんの〜^^;)







彼は「先送り」と言っただけなのに、

私は「ピリオド」を想定した言葉を吐く。







まったく

何やってくれているんだか

私の口は。^^;










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実際、


「ちょっと精神的にめげている部分があるかもしれない。」

「うーーーーん、、、そうだねぇ。じゃあ、先送りしましょう。」



その二つの言葉をひねり出すのに、

彼は

私の五倍くらいの時間がかかっているのだから。





私は何て酷い言葉を

彼にぶつけたんだろう。





私達は

決して墜落間際の低空飛行ではないのに

そう、

浪漫飛行でいけばいいだけなのに。

どうして上空高く、

私は飛びたがるんだろう。







さっき彼から電話がケータイに入りました。

昨夜、

ほとんど眠っていないだろう私を

気遣っての電話です。







彼が、

どんなに沢山の調整をして

私との時間を捻出しているか

が、

彼の声をとうして

私の 心の 奥深く 

深く 深く 



届きました。






そう

私達はまた、

浪漫飛行で

飛び立とう。






携 帯 電 話
Iそうなの、ならずっと予定がつかないの?
Heあぁ、五月までは忙しいなぁ。えっ?お前、何のこと言ってるの?
I私たちのこと。
Heいつもいつもピークが続くわけじゃないから、また逢えるさ(笑)。ちょっとした時間にすぐ呼び出せれば、こんな思いはしなくていいのにな。
『わかってる。よく、わかってるの。』

まるまる一日、私のために時間を捻出する事。それは、とても多岐にわたる時間の調整が成された結果なのだという事が、今更ながら理解出来ました。


BBS

2002年11月05日(火)
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