初心忘れるべからず。 - 2004年03月09日(火) 「何はなくても、お金はなくても、義理人情に熱い、 そういうことを大切にする夫婦でいよう」 私たちは結婚した当初こんな誓いを立てた。 それは、日々追われるような都会での生活の中、 まわりの人を大切にしていきたい・・という願いを込めたものであった。 旦那が 「俺、おとといクリーニングに背広出したから、 それを明日取りにいってよ〜」と 突然言って来たのは昨日の夜のことであった。 またか・・とそれを聞いて私はガックリ肩を落した。 と、いうのは旦那が出したクリーニング屋というのは、 私がひいきにしているところとは違う、 シルバーのチェーンがついてるザーマス眼鏡が似合いそうな おばちゃん(以下ザーマス)がやってる店だったからである。 彼女は態度もふてぶてしく、渡す品物もよく間違うので、 私としてはそこを極力使わず、もう少し駅寄りの 大福顔のおばちゃん(以下大福)がいる店に行くことにしていたのだ。 大福は前にこの日記にも 書いたように、うちの旦那のファンである。 「今日駅で旦那さん見かけたわよ、キャ〜〜〜!」 とか 「偉いわね〜、男なのに洗濯ものを出しに来るなんて、キャ〜〜〜!」 と彼のすべてが好きらしい。 なのに、どうだ、 彼はただ「早く仕上がるから」という理由だけで、 ザーマスの方に洗濯物を出しに行くのだ。 私はそんな彼を見て思わずにはいられない。 大福にキャキャーと好かれて、君も悪い気はしなかったハズだ。 むしろ「俺って芸能人?」みたいな感じで、ちょっとうれしかったハズだ。 それなのに恩をアダで返すようなことをしてもいいのか!と。 初心に帰り私達夫婦のポリシー、「義理人情を大切に」を もう一度思い出せと。 ちなみに、そう、誤解がないように言っておくが、 例えば、その大福が暑い日には良く冷えたジュースを、 冬、乾燥しているときには甘い喉アメを、 そして割引券がもらえない日に行っても、 また出してね〜、とこっそりそれをくれるから、ということが この力説の理由では決してない。 おしまい。 ...
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