野生の風。 - 2004年02月28日(土) 昨日の夜は風が強かった。 いや、高層マンションが建ち並ぶ、ここら辺だけかも しれないが、とにかく風が強かった。 「荒れてんなぁ〜」と思いつつ、パソコンを打っていたら、 風呂から上がった旦那が、ピンクのブリーフ一丁のあらわな 姿で、入浴ついでに洗ったサーフィンのウェットを手に持ち、 何のためらいもなく、勢い良く窓を開けてそのままベランダへ。 彼のはいていたブリーフは昨日は小さめであった。 しっかりした骨格。 野山を駆け巡った賜物です、といったような隆々とした筋肉。 やや猫背な姿勢。 その姿は、昔、歴史の教科書で見た原人そっくりであった。 普段、そんな彼を見慣れている私。 だが、さすがに風がごうごうと吹きすさぶベランダに出て、 ウェットを干そうという彼に、「やはり彼は野生児」との 思いを一層強くし、奇異の目を持って窓の外の様子をうかがうと 少し開いたカーテンの隙間から、 これまた右へ左へとベランダをひゅ〜んひゅ〜んと俊敏に移動する 彼の姿がチラリホラリ。 で、約2〜3分後。 戻って来た彼にそのことを聞くと、彼は 「いや〜、いつも干す時に使う蒲団挟むヤツがベランダのてすりの 端っこにあったもんだから、それを取ったりしてたんだよ〜。 おまえ、そんなとこに掛けて置くなよ〜、いつも物干し竿に挟んどけよ〜。 あ〜、もう寒かったぁ〜、、寒かったんだからなぁ〜」と言い、 その凍死寸前の状況から一刻も早く逃れるために、行動が素早く なったのだとちょっとむくれ顔なのであった。 ブリーフに包まれたお尻をぷりぷりと上下させ、 洗面所に行く彼の後ろ姿を見ながら、 (またまた〜、そんなこと人間らしいこと言っちゃって〜。 君ならこの風の中、その裸一貫の姿で駅前まで行き、 タバコを買って来るぐらいのことはお安い御用のハズ!)と、 私が思ったのは言うまでもない。 おしまい。 ...
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