ささやかな罪 - 2004年01月10日(土) 「1月21日は外で飯でも食うか」 と旦那が言うので 「その日はなんの日でしたっけ?」 と聞き返したところ、それが忘れちゃならない結婚記念日で、 旦那が2人のことを思ってそう言ってくれたのだと知り、 「ありゃりゃ、、またやってしまった」と深く反省したのは 一昨日のことであった。 その場ですぐさま詫びを入れ、「で、どこで食事するつもり?」 と聞くと、彼は柔らかな笑みを見せながら、 「ミン○ン」という。 「ミン○ン」とは家の近所のラーメン屋で、行列ができるほどの店。 豚の背油が浮いた醤油ベースのスープに、分厚すぎるチャーシューが 人気の秘密だ。 せっかくの申し出だったが私は断った。 何故ならそこは、 美味しいけど、 店が狭く席数が少ないため、 ほとんどの客は、入り口近くの小さなカウンターで、 立ち食い。 ということは、 記念すべき日に、 背油の浮いたラーメンを、 夫婦で、 立ち食い? いくら不景気だからって、 一杯のかけそばじゃあるまいし。 私は思う。 結婚記念日を忘れていた妻の罪。 大切な記念日を立ち食いラーメンで済まそうとした夫の罪。 結婚とは日々のささやかな罪の積み重ねであるのかもしれないと。 おしまい。 ...
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