あまおと、あまあし
2006年12月23日(土)
あなたに向かった雨が
何か を
撃ち抜かなかったこと
陽だまりを満たした背中に
気づいた
もっと
砥いでおけば
よかったのだろうか
それとも
雨の
言葉を聞くすべをあなたが持たないこと
を忘れていた
ただ
すがればよかった
てのひらがこごえている
湿った水は
名残だろうか
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著者 :
和禾
Home :
雨渡宮
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maybe