告白は喉の奥
L.ニトロ



AM4:00


午前四時ですよ、未練がましいなあ。(飛躍)

真実はいつも、目の前にある。
そこそこ目を掛けている後輩。
ちょっと面白いコ。
可愛いと割と思う。
アクセス方法がまわりくどくてちょっと面倒臭い。
気が向けば付き合う。
グッタリしたりウキウキしたりしていると、それは気になる。
拒否するほど嫌いじゃない。
自分からアクションを起こすほどピンと来ない。
心理分析も恋愛相談も、本当はあまり意味ない。

事実はいつも目の前にあって、その多くを私は見ることができるのだと思っている。

…あんまり関心がないんだろうなあ…

私、は。
手に入れたくて気が狂うほどではない。
期待しないのは望みがないのと比例していると思う。
縋っているのは自分の感情かもしれない。
あなたの幸福を願っている。
私は、愛する以外には能がない。
私に愛されたい人しか助けられない。

ズレを、見つけた。
エゴイズム。

好きな人の助けになりたいのに助けを求めてもらえなくて、
…私を好きになってくれたらいいのに、というのは…


打破できるか。
無私の手。
あなたの必要なものであって、「私」でなくて構わないものに私はなれるか。

でも本当に。
その草臥れた顔を声を、目に耳にしてしまうと振り切って歩き出したりできない。
言い訳ではなくて、現実に。
逃げかもしれなくても本当に、あなたが別の誰かとでもいいから幸福なら私はひとりに戻れるのに。


元気に。
まずは私がなろう。

2006年03月01日(水)
初日 最新 目次 MAIL


My追加