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らんだむうぉーくー回顧録ー
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モバイル用 2017年03月09日(木)
国会図書館関西館

この間初めて国会図書館に行ってきました。
といっても東京ではない。
関西館はけいはんなプラザにある。

あるのは知っていたが行く機会がなくて、
でも非常勤講師になったせいで
大学に常駐して論文を読めなくなったことから
一度はいかにゃいかんなあと思っていた。
というのも。関西は東京より土地がやすいからか学術書が豊富に
貯蔵されているから。マンガとかはないが新聞や新書もそろっている。

今回満を持して行ってきたのでレポートする。
どういう人が入ることができるか?ですが、入り口に
「18歳以上の方は誰でも利用できます」とある。
18歳未満の場合はまたなんか条件があるんだろう。
ただし実際に入館するにはいろいろ条件がある。

まず、登録利用者カードを作らされる。
本人の身分証明ができるものが必要。またくる機会がある場合は
3年間有効のカードを申請できる。
これが閲覧や文献複写等に随時必要になる品物でパスワードと一緒に
発行される。

次に作ってる間待たされるわけだが待っている間、ディスプレイでは関西館の
工事風景が延々流されている。開館まで1542日前(適当)の様子とかが見られる。

出来上がったら説明を受けるわけであるがまずB5サイズ以上の
不透明なカバン、紙袋、封筒は持ち込み禁止。
ロッカーに預けて必要な筆記用具やノート財布等などは
透明のビニール袋に入れるよう指示される。ポシェットはOK。
あと、カメラ、コピー機、スキャナビデオ録画機持ち込み不可。
傘も折りたたみを含めてだめ。
で、なぜかPCは禁止ではない。
すべては著作権と資料保護のためである。

入れても気が抜けない。なぜならほとんどの資料は
書庫にあるから。なのでだいたいは閲覧申請を出して
書庫からだしてもらって読むことになる。

で、だいたいはコピーしたくなるわけで複写申請を出すことになる。
いろんな方法があるが、書籍がある場合はだいたいセルフ複写(コピー機)。
一般のコピーより料金が高いので注意が必要である。
コピーは一部しかできないのでコピーし損じたやつは没収される。
でも料金はコピーした分とられる。
コピーの枚数等を確認されて支払いをする。

そして本を返却して退館となる。

気になった点。本の保管であるが、
カバーは取り外された状態で保管される。
新書も例外ではない。
カバーがないから一瞬どの本か分からなくなる。

法令書も和雑誌も紳士録(人名辞典)まであるという。
洋雑誌もだいたいのものはそろっているので
下手な大学の図書館より文献がある。
今後行く機会が増えそうな予感がする。