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| 2002年11月10日(日) | 散歩の快楽 １ |
歩くのは手軽な運動で健康に良い、と良くいわれますね〜。
そんなことはいわれなくたってわかるよ。
でも、人ってそうそう歩かないものですよね。
私が子供の頃は
自家用車なんて滅多になかったから
みんな良く歩いていたように思います。
田舎だったので、
買い物に片道２キロくらいならホイホイ歩いたような気がします。
学校までも２キロくらいあったし。
バスのダイヤとかバス停の場所だってほどほどに不便で、
バス待ってるくらいなら歩いちゃう。
それが、高度成長の波がドドド〜と押し寄せて
生活の足を変えてしまったのでした。
気が付くと、歩かないでせっせと乗り物を転がすようになったんだ。
学生の頃、なんかもう、
欲求不満で鬱積したドロドロに苦しい時期があって、
恩師が見かねて
｢散歩をするように」と熱心に勧めてくれました。
反抗的な私は｢目的もなくブラブラ歩くなんてヤだ〜」と
思って、そのままドロドロ沈んだ暮らしを続けました。
でも、恩師の説く、散歩の効用には無関心でいられなくて
忘れずにいました。
ダイエットのためにウォーキングをしてみたとき
その爽快さにびっくりしました。
でも、やはり、ダイエットなんていう目的があると
ついつい無理したり、効果や歩数が気になってしまって
膝を痛めてしまって頓挫。
それが、犬と一緒だと、楽しんでブラブラ歩けるんです。
疲れたら休むし、道連れがあればお喋りに興じ、
都合に合わせてチョットだったり
気分をかえて遠出をしたり。
出かける時刻もいい加減で。
コースやスケジュールを決めると
守れない日に、犬が騒いだりして気の毒なので、
ほんとに緩い約束で歩きます。
これは楽しくて
癖になってしまいました。
テクテクした感じは
キルティングの楽しさとつながっているみたいな気がします。
