2004年02月11日(水) >> お洗濯。
昨日カラのオキナワはトテモいー天気。
めぐは
「ぬこ太を眠らせに連れてく時は、直前マデ光ってた満月が隠れたのになぁ。」
なぁんて思いながら
悔しいぐらいに晴れ渡った空を見上げて
溜まったお洗濯物と、洗えなかったぬこ太のお世話布を洗う事にした。
ぬこ太のお世話に使った布は、何度か洗っている。
洗っても洗っても、その匂いはカンゼンに落ちる事がなかった。
デモ今日は
昨日購入したバカリの新しい柔軟剤の使い心地を試してみるお洗濯タイム。
めぐがラインで揃える程お気になメーカーの新製品であるこの柔軟剤ときたら
ナンと、洗濯後も衣類への匂い移りマデ防いでくれるらしい。
半信半疑で40分。
洗っても洗っても、
ブリーチしても柔軟剤に漬け込んでも取れる事のなかったぬこ太の匂い、
消滅。
思わズ、舌打ちをした。
「ちぇ。」トカ云いつつも
新製品柔軟剤の威力に感動しながらお洗濯物を干していると
ぬこ太のお世話布に紛れて、めぐがぬこ太の為に縫ったぱんつが出てきた。
めぐは
ぬこ太とめぐを繋ぐモノは、ゼンブぬこ太と一緒にしたげたツモリだった。
ミルク飲みに大活躍した注入器も、
サイゴのサイゴまで温まったろうブランケットも、
初めて会った時にぬこ太を包んで帰った、めぐの新しいマフラーも。
ぬこ太に、「ヒトリじゃないよ。」って伝えたくて。
めぐはぬこ太をゼッタイに忘れないから、
ぬこ太とめぐが繋がった物証なんか、めぐにはヒトツも必要なかったから。
ぬこ太が大きくなっても履けるように。って、大き目に作ったぱんつ。
キチンとサイズが測れなくって
しっぽを通す用の穴は、後からムリヤリつけ足した。
窮屈にならないようにゴムを使わズ、猫背を被いたかった背中の部分は長目に作ってある。
たかっちサンは
「他のコの為に取っとくとイイよ。」って笑って、めぐのアタマを撫でた。
ぬこ太グッズを置いていたサイドテーブルが、グラス置きに戻った。
ぬこ太の為にと買い込んだケア用品が行き場を無くした。
ぬこ太を寝かせていた空間が、ぽかんと空いた。
マダ
猫の鳴き声に耳を澄ませてしまう。
甘い粉末ミルクの匂いにハッとしてしまう。
残したブランケットの残り香に打ち負かされてしまう。
脱水も頭痛も吐き気も治まらないけれど
毎日のゴハンは減らさないようにしてるし、お水も飲めるダケは飲んでるツモリ。
だけどソレでも
暫く、外出先でのミルク飲料はやめようと思った。
◇◆◇ めぐ。 |