めぐたれ暦。

めぐたれ暦。
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2004年02月03日(火)　　＞＞　拾いぬこ。① ぬこを拾た。基い、にゃんこを拾った。（←訂正しても正しい日本語に非ズ。ｗ）雨が降っていて、風が強くて、夜には再び気温が下がる予報が出ていた夕方生後２～３ヶ月だろうオスのにゃんこと道端で出会った。風邪を引いていて、目ヤニで目が開かなくて、鼻が詰まって、必死にクチ呼吸をしていて。外傷はなくとも、傷ついていると表現するに相応しく痩せ細って硬直しているそのコのカラダにはおぼつかない視力と足元で徘徊したと思われる泥が長めの毛足に付着して固まっていて一瞬では、猫だと判断つかないほどだった。声をかけた。反応がなかった。臆しながら触れたそのカラダは、トテモ仔猫とは思えないほどの冷たさだった。息はある。鼓動が伝わる。首に巻いていたマフラーをほどいて、仔猫にかぶせた。そのまま仔猫を包んで、胸元に引き寄せた。しゃがみ込んでいるめぐに、何台かのクルマが停まって声をかけていく。「遊びに行かない？」「送ってくよ。乗ってかない？」「（自主規制。）でどう？」めぐはその全てのヒトに、「このコを保護して育ててくれるなら。」と、答えた。小雨のパラつく中、ヒトリで仔猫を抱えて歩いた。痛々しい仔猫の姿ををマフラーで隠しつつもたつきながら会計を済ませた近所のコンビニで、念の為に猫缶を買った。包んだマフラーを抱えた手のひらは、トントンとリズムを取っていた。ソレを止めると、仔猫はアタマに掛けられたマフラーを重々しい動作で振り払ってまるでソコにいるワタシの存在を確認するかのように、見えないだろう視線をくれる。不安にさせないようにトントンとリズムを取りながら振動で負担をかけないようにしながらも、小走りに家路を急いだ。 ↑投票ボタンでっす♪ クリックするとメッセージが変わりマっス。＾▽＾）/ ◇◆◇ めぐ。
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