2003年12月02日(火) >> 通報しますた。
本日の深夜未明。
たかっちサンとのナイトドライブ中に
飲酒運転バイクで自損事故を起こし、倒れ込んでいる青年Aを発見。
スグさま110番通報をし、パトカーを誘導しようと交差点まで移動するめぐ。
浪人生ゆえ「警察沙汰はマジカンベン!」と懇願する泥酔青年を説き伏せるたかっちサン。
現場は
20〜30℃はあるっぽい傾斜の結構な上り坂で一方通行道路になっており
スピードによってはシラフの人でもツっ込んでしまうカモ知れないだろう角度のカーブ。
高さ15cmはあるだろう縁石を越えて
250ccバイクはモノの見事に鉄柱へと激突していたのデスが
カナリ運良く本人への外傷が見当たらず、とにかく酷い泥酔状態で、
後続車に轢かれそうなトコロを保護してやるにも関わらず
「放っといて下さいよ〜。」「もう寝てもいいですか?」と、道路に寝転び始めやがる。
おマケに
駆けつけた警察官を誘導して、めぐが現場マデ戻ると
青年と視線を合わすか合わさないかのタイミングで
「飲酒運転はいかんだろ〜!?一体、何キロ出したら(バイクが)こんな状態になるんだ?」
と息巻く警察官を相手に
呂律も満足でない青年は、実に泥酔っぷり発揮な証言を繰り返した。
「このバイク、自分のじゃありません。ココに落ちてたんです。」
「暴走族みたいな人達が自分のバイクを奪ってやった事なんです。」
「自分、運転してないですよ。
お酒飲んでたからって
バイク押して歩いてたらぶつかっちゃったんです。」
「この上り坂で、このバイクを押し歩いてて
フロントフォークが折れるか。(怒。)」
・・・15cm高の縁石も乗り上げないと思います。(笑。)
そのやりとりを眺めていためぐとたかっちサンは
フタリで目を合わせる度に噛み殺せない笑みを浮かべ合いながら、現場を後にする事に。
通報しますた事実に
「・・・恨みます。」と凹んでいたらしい青年も
めぐ達の去り際には、トテモ深々とアタマを下げていた。
怪我なく済んでヨカった。何ヨリ、対人事故でなくて本当にヨカった。
再び走り出しためぐ達は、暫く忘れられないだろう光景を振り返っていた。
飲酒運転取り締まりがゆるゆるに感じるこの土地では
もっともっと厳重な警戒が必要なんだろうと感じられてならない。
「あのコ、スんゴい言い訳してたねぇ。≧m≦」
「あぁ。アレ、俺が云った。」
「なんですと!?」
「あんまりゴネるからそう云ったんだよ。
でも
「大丈夫。云い張ればナントカなる。」って俺が云っても
「無理ですよ!絶対バレますよ!!」なんて騒ぎまくってたワリには
いざとなったら、やたら素直に話してたな〜。」
鬼、発見。
◇◆◇ めぐ。 |