2002年09月23日(月) >> 不服従の服従。
あまり好きではナイ番組のヒトツに、『どう●つ奇想天外』がありマス。
何がどうとかゆーのではなく、とにかく苦手なんデスよ。
愛らしさと抱き合わせで流される痛ましいおハナシの数々が。
どうしても割り切れなくなっちゃうし
いろんな切なさをいちいち引きずってしまうので
おやすみ前なめぐのココロには、トテモよろしくナイ番組なんだと判断してしまったのデス。
なのに昨夜は
普段アニメを観てる時間にプロ野球中継なんてやってたモンだから
何気にチャンネルがソコへ。
“犬スペシャル”ってな事で沢山のわんころが出てきてたんだケド
その中に、盲導犬のコーナーがあったのデスよ。
ミナサマご存知の通り
盲導犬とは、視力に不自由な方の生活のサポートをする訓練犬の事デス。
ソレこそ
“お手”や“おすわり”も満足に出来ないドコロか
飼い主の云う事すら聞く耳も持たない鳴き放題のバカ犬が氾濫している世の中で
ただただ主人の身を護りつつ、安心と安全を提供しながら仕える為ダケに
毎日を神経と集中力の強化に費やしているトテモ見上げたお犬様。ソレが盲導犬。
そんな盲導犬の訓練のヒトツには
“不服従の服従”と云う項目があるそうデス。
ナンでも
例え主人に下された命令でも
盲導犬自身が危険だと判断した場合、主人のその命令には従わずに
盲導犬自身の判断で主人の身の安全を確保する為の訓練なんだそうです。
不服従の服従。
ナンだか
久々に、ずしーんとキた言葉でした。
数日前
だりんに
「めぐが俺の危険を高確率で認知していた場合、めぐは俺に危険を知らせるのか?」
なんてハナシをされていました。
めぐは普段
「俺の危険なんてお前が同じ立場でいるよりは随分マシだから、何があっても手を出すな。」
トカ
「可能性で危険を知らされると自己暗示が働く要素もあるから余計な事は言うな。」
なんて事を云い聞かされておりマス。
なのでモチロン
「それでも、「伝えてはイケナイ」とおっしゃるのなれば伝えられませんし
自己暗示を誘発される可能性もあるのなれば、申し上げる事も出来かねマス。」
と答えたのでした。
そしたら、「それがわからない。」なぁんて返されちゃったんだよね。
途端めぐ脳は
右脳と左脳がクエスチョンマーク同士になって陰陽印を現すようにくっついてまったかの如く
完ッ全に疑問形ダラケですよ。
だって「イケナイ」って云われてる事なんだから
そんな土壇場に来てマデ、わざわざキカンボウする事もナイ訳でしょう?
確かに
一昨年マデのめぐなら自分のキモチを何ヨリも優先していたし
相手の事情と自分の判断でアクションを起こしていた。
けれど今は違う。
コワレかけのカラダと真っ直ぐ立つ事さえままならないココロでは
自分の意志もへったくれもナイんだと思っているから。思えてしまったから。
それならば
コレ以上に叱られる意味だって、怒らせる必要だってナイんだもの。
シカモ故意になんて×××
そう、思ってたのね。
ホントについさっきまで、確実にそう思っていたの。
それなのに出てきたコトバが
不服従の服従。
・・・そりゃ重たいって。
必要以上に染みるもの。^^;
サスガ常に未然形のめぐりんデスよ。
正に、慢性的寸足らずデス。
マタ、「暫くは考えとかなきゃ。」なコトが増えちゃったなぁ。。。
人生ってタイヘン。(今更ナニをゆうか。)
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