Yさんの入院で ご家族の色々な面を垣間見る事になります
緊急の連絡に「忙しくて行けません」 と 長男 「最期にかける襦袢と着物 わからんように どこかに置いといてください」 と 次女 「朝からずっと祈ってました おばあちゃんをつれて行かんといてと・・・」 と 長女 「たいしたことないけど 念のためなんよねぇ 大騒ぎじゃないわよねぇ」 と 三女
それぞれの性格と 日常がうかがわれます 様態がコロコロと変わった1週間 いよいよか・・と思えたり 帰るのは間近かなと感じられたり色々でした 今日の様子だと 退院が近いように思います 拘束された1週間 点滴でものも食べずに 導尿していたにもかかわらず エネルギッシュに帰りたがります 「一緒にいこ もうかなわんわ」 鼻から胃に管が入り 酸素マスクをしていても何のそのです また元のようになるのかと思うと 97歳だというのに 狂人的な生命力なのだと思います
生きることへの執着心は まだまだ少しも失っていません これからもお付き合いが続きそうな気配の 今日の病床でした
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