三楽の仕事日記 DiaryINDEX|past|will
午前中は原稿書き。昨日締切の原稿で、夢の中(笑)であと半分の構想がまとまり、ほぼ一気書き。小牧落語の準備に入る。車に毛氈、座布団、照明を積んで移動。とはいえ、わずか1分。 世話人挨拶でいつものように笑っていただき開演。演目は、出演順に雀太「天狗さし」紅雀「花色木綿」雀太「天災」、中入り後に紅雀「宿替え」。 雀太はイチオシをされる落語評論家さんもいて、世話人が聞いてみたい落語家リスト1番の落語家さん。正直なところ、紅雀さんからの提案は喉から手が出るほどのお話で願ったり叶ったり。 その雀太さんの落語。なるほどイチオシされるはずだ。グイグイ噺の世界に引き込む迫力ある語りで、聞きなれた噺が雀太の世界に描き直されていて初めて聴くという感覚になる仕上がり。 紅雀落語は、僕はここのところ新境地に入ったと思っている。今日もそれを確信する2席。噺を彩る紅雀風味が随所にちりばめられてあって満足。「紅雀テイストの上方落語が好き」というファンがますます増えるに違いない。 今回のお二人はまさに注目すべきお二人で、落語初心者にも、落語通にもお勧めの落語家さん。新会場での開催に勢いをつけてくださったこともあって、最後の世話人挨拶では開催継続を決断して、皆さんに今後もお引き立てをお願い。ボランティア学生の山岸くんの手伝いもあって、片づけも早々に終わり。 帰宅して、温めておいた原稿を再読。ありゃあ、これでは思いが先行過ぎだ!と気づき、手を入れて完成。メールにて写真とともに送付。紅雀・雀太の落語を思い出しながら、心地よい眠りに。
2011年12月08日(木) 千葉県教育委員会「東日本大震災を振り返って」資料 |