三楽の仕事日記
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2011年11月28日(月) |
本年度最後の学校訪問 |
本年度最後の学校訪問に同席。訪問校は大治町立大治中学校。生徒数1000名を超える県下でも有数のマンモス校で29学級。教職員数も70名弱。
かつて校長をやらせていただいた時の中学校生徒数は500名ほど。あの2倍の生徒数だと思うと、足が震える。児童生徒数に関わらず、校長の責任は重いものだが、これだけの生徒が在籍していると、神経の遣い方も普通ではないはず。生徒数に応じて管理職手当を変えてもいいと思うほど。
すべての先生方の授業を1〜2分間で見せていただいたが、わずかな時間でも生徒と教師がつくる授業空間は分かる。学校の重点目標の一つである、落ち着いた学校生活が営まれていて、教師と生徒間のほどよい距離感が保たれた、まさに中学校らしい中学校であった。
学校脇を歩かれる一般の方は気づいておられるだろうか。あの自転車の見事というべき整列状態。タイヤ向きもヘルメットの置き位置も全車揃っている。まさに凡事徹底。当たり前のことが当たり前にできる学校・生徒は崩れない。
「生徒が私服でいると、町で出会っても分からないことがあるのです。全員の顔が覚えられないのです。情けないことです」と校長先生がポツリと言われた。「1000人を超える学校なのですから」と言葉を返しながら、自分が校長職であった時のことを思い出し、恥じ入った次第である。
事務所へ戻る。今日の決裁板数も尋常ではない。それだけ皆さんが仕事をされているということ。感謝するばかり。
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愛される学校づくり研究会発信による教育コラムは、失敗から学ぶシリーズの50回目がアップ。中川行弘先生の「機能と役割」。ぜひ一読を。
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