三楽の仕事日記
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2011年11月11日(金) |
附属特別支援学校と神島田小研究発表 |
今日は岡崎市にある愛知教育大学附属養護学校の研究協議会へ参加。海部地区からも教師派遣がされており、激励を兼ねての訪問。
テーマは「人とのかかわりを広げる子」。派遣者は高等部所属。引き続き同じ子どもたちを担任しているため、昨年度と同じ子どもたちの活動の様子を見る。
子どもたちは確かな成長をしていた。昨年は1時間中、落ち着かず、教室あるいは廊下まではしゃぎまわっていた子どもが、今日は1時間の3分の1ほどは椅子に腰かけ、級友との活動を共にしていた。
教師の意図的なかかわりを持たせる言葉に呼応して、友への働きかけをする子どもたち。徐々にこうしてつながっていくのだ、という様子をはっきり見ることができて感動。
1時間ほどの参観。午後からの津島市立神島田小学校研究発表会参加のために退校。12時ちょっと前に事務所到着。
課長と神島田小へ。雨の中、たくさんの参観者。 テーマは「地域と共に生きる心豊かな児童の育成をめざして −単元構想と学習課題を工夫し,地域にかかわる学習を通して−」。
すべての学級が公開授業。子どもたちが地域や地域の人々を知り、地域とのつながりを深め、地域への愛着を生み出す工夫された授業が続く。総合的な学習の時間と教科学習との関連がしっかりと図られていて、授業のねらいがシャープ。様々な授業形態で、子どもたちが意見を交流したり、まとめたりしやすい配慮もされていて、どの教室に入っても、子どもたちが活動中。感心しながら参観。
全体会では、子どもたちの合唱からスタート。やはり子どもの歌声はいい。地域への感謝を表す「ありがとう」というメッセージ性の強い選曲も心憎い。
僕は来賓代表挨拶。公開授業で見たほほえましいシーンを紹介しようと思ったが、最後に指導講評があり、ここではそこまで踏み込むことは避けた方がよいと判断。
40分ほどの研究提案。時間を感じさせない、よく構成された、地に着いた2年間の研究がよく伝わる提案。実践を通して理論化をされたこともよく分かる。
事務所のO指導主事による、実に的を射た指導講評。校長挨拶で研究会は終了。事務所へ戻り、山となっている文書を決裁して週末の打合せ。
***
課長、管理主事とともに招待を受けた懇親会へ参加。席に着く前に「所長さん、今日の神島田小でのご挨拶はオチがありませんでしたので、この会での挨拶では楽しみにしています」という一言あり。
いやあ、まいったなあ(笑)。最近、「所長さんはオチを考えてから話の全体を考えられるのですか」という質問を受けることがたびたびあるが、話のオチを期待されていることはとてもうれしいが、正直、苦しい(笑)。
どのようにして挨拶を考えているか。振り返ってみると、次のような感じ。
まず、その会の趣旨にふさわしい話材を探す。関連語句でネット検索をすることも多い。たとえ良い話材を見つけても、どこかから引っ張ってきた話材だけでは伝わる力が弱いので、それに関連して経験したことはないだろうかと、必死に過去を思い出す。これに時間がかかる。時間をかける。
粗方原稿ができたところで、言葉の精査。つまり耳からのみ入る言葉なので、すっと頭に入る言葉かどうかを検討。
そして何度か読んでみる。そのうちに、順番を変えて発した方がよいとか、この言葉よりこっちの言葉の方がよいとか、ここでは間を空けて言うといいなど、皆さんが楽しく聞いていただける、より伝えたいことが強調できるアイデアが浮かんでくる。このアイデアがみなさんが興味があるところ?の話のオチとなる。だからオチは初めから考えていないということ。
で、本番前には心の中で、話のポイントだけ反芻して(このあたりは高座に上るのと同じ感覚)、指名されたら、にこやかに話し始めることを心掛けてスタート。こんな感じかなあ。また別の機会に振り返ってみたい。
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