三楽の仕事日記
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2011年07月02日(土) 堀田龍也先生とともに発刊

 中林校長先生が「厳しい」と、どこかでつぶやいておられて気になっていた「小学校時報6月号」の堀田龍也先生の論説。管内小学校長から送っていただいた。さっそく目を通す。

 タイトルは「教育の情報化の推進 〜情報化に対応した学校経営と管理職の役割〜」。確かに、管理職はピッと背筋が伸びるはずだ。管理職へ直接語られておられる部分を抜き出す。

 管理職が若い者に任せると言って回避や丸投げができていた時代も、もはや終焉を迎えている。これからは管理職自らが、情報化を正面から受け止め、学校改善のツールにしていく時代である。

 管理職として、「教育の情報化」の動向を正確に把握する必要がある。そもそも「教育の情報化」とはどう定義されているかを確認しておく必要がある。

 管理職は、やみくもに高機能のICTを用いた特定の教員しかできないイベントのような授業を鼓舞するのではなく、すべての教員が簡単でもいいから自分なりにICTを活用してそれぞれの授業の充実を図っていくことをこそ賞賛すべきである。
 
 校務支援システムの選定は、管理職にとっての利便性より、各教員の負担軽減を最優先したい。

 今日、情報化対応を見据えた管理職研修が広く行われている。それは、管理職自身によるICT操作の研修ではなく、情報化時代の学校経営についてディスカッションするようなワークショップの研修である。ぜひみなさんの地区でも取り組んでみてはいかがだろうか。


 堀田先生と共に編集した最新刊「ちょっとした工夫でもっと注目される学校ホームページ」が好評とのことだ。二色刷り、実物提示、全国27校の事例(教育委員会の3事例含む)紹介とともに、工夫点がズバリ書かれているからだ。これならできる!というヒントを得ることもできることと思う。システムについても参考となるに違いない。




 また、ホームページがちっとも更新されないと嘆いておられる保護者の皆さんは、堀田龍也先生や副島孝先生(前小牧市教育長)が書かれた項を開いて、校長先生にそっとお見せになられるといい。お気持ちは確実に伝わりますよ。


2010年07月02日(金) 味のある皆様方と懇談
2009年07月02日(木) せいしゅん・セミナー
2008年07月02日(水) いつのまにか7月
2007年07月02日(月) 日本モンキーセンターへ
2006年07月02日(日) ディベートのため出校
2005年07月02日(土) 井出さんの授業を見たくて長野へ
2004年07月02日(金) 会議、会議、また会議
2003年07月02日(水) 豊田町「教育の日」講演