三楽の仕事日記
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風はやや強いが穏やかな新年二日目。家の横を通る県道名犬線は、田縣神社へ向かう車で渋滞。この付近のいつものお正月風景。
初詣を済ませ、その車列を時々見ながら、文書作り。「教育の情報化に関する懇談会」の下におかれた教員支援ワーキンググループの宿題提出は4日〆切。今日も文書作成の資料読み、自分の考えを書き出してみる作業を続ける。いつものことだけど計画通りには、なかなか進まない。
「V字回復の経営 実話をもとにした企業変革ドラマ」(三枝匡著、日本経済新聞社)を読み終える。ドラマ仕立てにしてあることで、変革を進めるリーダーの胸の内がストレートに伝わってきた。著者はこれを狙ったのではないかと思う。「改革とは魂の伝授」「経営者にとってもっとも重要なのは高い志」というまとめからも伺える。
友人のブログから知ったのが、朝日新聞の教育特集。昨日のタイトルは「答えは対話の中に、教えずに教える 白熱教室から」。昨年、マイケル・サンデル教授の白熱教室が注目されたこともあってのことか。
記事の最後は「対話の授業の輪は、いま静かに広がっている。小さな白熱教室である。」いやいや、そうではない。こうした授業はかなり以前からあちこちで行われている。もちろんすべての小中学校でとは言わないが。友人が言うように、こういう授業も、「教え込む、きっちり説明して理解させる授業」も必要だということだ。
附属中に勤務していた時に、子どもたちが論議して自ら結論を出していく僕の授業を見て、「こういう授業をしていたのでは教科書は終わらないのでは?」という質問を受けたことがあった。「年間を通してこの形態で授業をしているわけではありませんので・・・・・・」とやんわりと返答したが、「これが全てなのだ」と思い込む人は多い。「研究発表会で教え込む授業をご覧になられたいのですか」という言葉を飲んだことを思い出した。
2010年01月02日(土) 「どうせ無理」という言葉をなくす 2009年01月02日(金) 自己満足コーナーアップ 2008年01月02日(水) 教室のICT環境原稿書き 2007年01月02日(火) 「企画書は1行」を読む 2006年01月02日(月) のんびりと 2005年01月02日(日) 穏やかな日 2004年01月02日(金) いよいよ構想執筆開始
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