三楽の仕事日記
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2010年01月02日(土) |
「どうせ無理」という言葉をなくす |
新年二日目。天候が回復し、例年通り田県神社へ初詣に向かう車で、県道は渋滞。いつもの風景。
今日で手術(平成21年12月2日)から1ヶ月経った。その後、夜中に一度も戻すこともなく胸痛もない。手術を受けて本当に良かった。
「NASAより宇宙に近い町工場」(植松努著、ディスカヴァー)を読む。続いて冊子「ココロの授業番外編」(比田井美穂著)を読む。
「NASAより宇宙に近い町工場」は、リサイクルに使うパワーショベルにつけるマグネットを製造する会社社長が書いた本。この会社は宇宙開発の仕事もしていて、ロケットや人工衛星をつくって実績を上げているというから驚きだ。さらに魅力を感じるのは、宇宙開発ビジネスはお金を稼ぐ対象ではない。次の目的があると言う。
僕たちがそうまでして、この宇宙開発をやっている理由はただひとつです。僕たちにとって宇宙開発は「手段」です。僕たちの本当の目的は、宇宙開発を使って「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすということなんです。
筆者はこのように言い、「夢を持ち続けよ、人の可能性を奪うな、やったことがないからできないは嘘だ、憧れが努力を生む」と自身の体験をもとに啓発している。
「ココロの授業番外編」でも、事例をもとに「無理ですと言わないこと」「やってみなきゃ分からない」「考え方ひとつ、行動ひとつ」だと呼びかけている。
今年54歳になるおじさんには、こうした呼びかけは、もう少し若い時に聞いておいたらなどと引いてしまうのだが、植松氏のお話は、ぜひ子どもたちに直接聞かせてあげたい体験談だ。教師による紹介よりも、本物との接触は子どもたちの心を揺り動かすに違いない。実は本課が行っている「その道の達人派遣事業」もこの路線上にあるものだ。幸い、来年度も(これまでと違った枠で)実施できそうな状況となり、事業立ち上げに関わった者として胸をなで下ろしているところだ。
「アカラシア入院日記」。書き始めてみるとあれもこれも書いておきたいという気持ちになって、遅々として進まず。アップ予定日はすでに過去。仕事始め(4日)までにも無理。今月の検診前までにはアップと当初の予定を大幅変更。ああ「無理ですと言わないこと」と書籍で学んだばかりでしたね(笑)。
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