三楽の仕事日記
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2010年03月15日(月) パブコメは二分法的な考え方

 今日は愛知県公立入試後期日程初日。いつものように味岡駅には生徒を励ます先生の姿あり。保護者の皆さんはご存じ?当たり前と思うか、ありがたいと思うかは大きな違い。

 週の初めの仕事は、決裁を受けた「教科書採択関係状況調査」の文書発送。指定の通り、封書とメール添付で。

 教育行政の今後の計画についてパブリックコメントを求めた結果を見る機会があった。苅谷剛彦さんが「教育と平等」(「中公新書」)でも書いているように、

 なぜ、日本の教育論議が、二分法的・二項対立的な図式にはまりやすいのか・・・(略)。詰め込み教育「対」ゆとり教育の論争や、中央集権「対」地方分権の論議(略)を思い出すまでもなく、私たちが教育を論じるスタイルの典型として、「白か黒か」をめぐる論議がある。これらの論議の特徴は、批判されるべき一方の項がなくなれば、望ましいと見なされる他方の項が、教育をよくするという前提に立っているところにある。

 届けられた意見は、この二分法的な考え方(苅谷氏は神話にとらわれた考え方だと言っている)のものが多く、あらためて苅谷さんの著書を思い出した次第。

 17日、18日に予定されている文教委員会の情報(委員の関心事項)が若干伝わってきて、その準備。

 新事業である「学校運営サポートチーム研究モデル事業」の実施要項作りが難航。行き詰まりの連続。国の事業概要を予想しての要項作りはやはり困難を極める。しかし待っていられない。


2009年03月15日(日) 第75回小牧落語を聴く会
2008年03月15日(土) 飯田先生を祝う会
2007年03月15日(木) 学びノート実証実験最終会議
2006年03月15日(水) 第5回夜の光ヶ丘中学校
2005年03月15日(火) う〜む
2004年03月15日(月) 来年度の校内組織の検討
2003年03月15日(土) なかなかのんびりとは・・・