三楽の仕事日記
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2009年11月10日(火) |
何年ぶりかの算数数学授業研究会参加 |
今日は皆さんの出張が重なり、我がグループは午後から二人のみ。こういう時に○○電話があったりしたら大変。電話が鳴るたびにビクッとしていたが、おかげさまで今日はとても穏やかな1日。有り難い、有り難い。
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今の職場に異動してから参加していなかった地元・有志による「算数・数学授業研究会」に1時間遅れて参加。「学び合う学び」での数学授業の具体像をぜひ皆さんに教えてもらいたいと思い、公民館・会議室へ。
提案されていた指導案の「小グループで分かったことを黒板で全体に説明させる」という記述に疑問を感じて発言。
4人(小グループ)での話し合いは、学級全体で話し合う前のリハーサルで、それぞれが自分の考えを聞いてもらったり、教えてもらったり、説明したりという活動を目的としているのであって、グループで考えをまとめるのではないのではないか。
これをきっかけに次から次へ聞きたいことが出てきて、次のような質問を投げ掛ける。
しっとりとした学びがされている数学の授業は、具体的にはどのような授業?皆さんが抱いているイメージを聞かせて欲しい。
「4人での学び」と「全体での学び」。「全体での学び」の時には教師はどうあるべきなの?
「背伸びとジャンプ」というが、この指導の流れは背伸びとジャンプをさせているの?
協議会では子どもの姿を語ることはとても大切なことだと思っているけど、そのような子どもの姿となった要因についての話し合いはされているの?
久しぶりに皆さんと授業についての意見交換ができたことがうれしい。しかし、いずれの問いについても、今ひとつはっきりしなかったことは気になること。
「しっとりとした学び」とは、この時間のようなことを言うのじゃないかな。誰もが課題について考え、誰が発言してもその考えをしっかり聞いている、そして発言をつないで自分の考えを述べている、誰かが大きいのではなく、一人一人が同じ大きさ・・・。
「子どもたちに分からない時は教えてと言えばいい。言われた人はその人にしっかりと教える」と言っているんだから、先生方の間でもそれをやってみればいい。それが出来るのが同僚性ということじゃないの?
などと、今日の自分の学びを皆さんに伝えながら、再度、佐藤学さんの本を読まなくては!と自覚した日。
2008年11月10日(月) 結局は人なのだ 2007年11月10日(土) まったく進まず 2006年11月10日(金) 静岡県総合教育センターにて 2005年11月10日(木) デジタル仕事術セミナー開催 2004年11月10日(水) 通知表作成説明会実施 2003年11月10日(月) 今日も密度大きく
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