三楽の仕事日記
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2009年10月03日(土) 桂千朝独演会で大阪へ

 大好きな落語家さんの桂千朝師匠。今日は毎年恒例の大阪での独演会。楽しみにして出かけた。

 場所は、橋下知事が存続を検討しているワッハ上方演芸ホール。満席で補助席も出る状況。これだけでもファンとしてはうれしい。

 桂さん都 「動物園」 
 オチは「私が園長の前田です。」枝雀一門から習ったのかな。開口一番でこれだけ会場を温めることができたら上出来。

 桂こごろう 「強情灸」
 オリジナルマクラがめちゃ面白い。ネタもハイテンションで一気に押し通す。

 桂千朝 「らくだ」
 特に後半が秀逸。兄貴分が屑屋に無理矢理酒を飲ませたこともあって、酒乱の屑屋が本領発揮。兄貴分と屑屋の立場が逆転。この場面が一番の見せ場だと思うが、屑屋が徐々に豹変していく様子が、しぐさ、表情、言葉でごく自然に表現されていて、噺の中にどっぷりとつかることができた。50分ほどの熱演。

 桂千朝 「たちぎれ線香」
 このネタも大ネタ。登場人物が多く、場面も多彩なのだが、その時々の情景はもちろん、一人一人の心情がとてもよく伝わってきて、「たちぎれ線香なら千朝」という落語ファンが、今日の高座でさらに増えたのではないかと思う。この噺も50分ほどの好演。
 
 さっそく楽屋へご挨拶へ伺う。千朝師匠にお会いして思わず出た言葉が「円熟味が増したお噺、ありがとうございます。これからもどんどん演じてください。」

 楽屋には落語作家の小佐田ご夫婦、雀三郎師匠、こごろうさん、紅雀さんほか、数名の米朝門下の皆さんが在室。こごろうさんには今月いきいき寄席に来ていただく。そのご挨拶も。

 帰路には今日の二つの噺を思い出しながら、千朝師匠、今度はどんな大ネタをかけられるのだろうかとあれこれ想像。すぐにでも千朝落語を聴いてみたくなっている自分がうれしい。千朝師匠とは同年齢。大ネタ二つを独演会でかけられた千朝師匠。僕も頑張らねばと思いつつ帰宅。 


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