三楽の仕事日記 DiaryINDEX|past|will
「雨ン中のらくだ」(立川志らく著、太田出版)を読む。立川志らくは立川談志の弟子。ベストセラー「赤めだか」が談春による談志論であれば、いわば、この本は志らくによる談志論。志らくも第22回小牧落語を聴く会にご出演いただいているが、その頃に比べると、最近はマスコミへの露出度も低く(自分が関心がなかっただけかも)、どうしているのかと思っていたところ。志らくの「全身落語家読本」を読んで、「談志系落語論は異次元」と感じていたが、やはりこの本でも古典落語の解釈は独特。立川流からすれば、「これが落語の本道。人間の業の肯定」ということだろうが、他の流派はどう考えているだろうか。いずれにしても「談志落語を聴きたい!聴かなければ!」と思わせてくれた本で、連休中は、まだ見ていない談志DVD制覇という目標を立てる。
2008年04月25日(金) 今日も会議2本 |