三楽の仕事日記
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2007年11月04日(日) 石井順治さんの本

 今日は父親の代わりに、親戚の結婚式に出席。往復の列車の中で、「ことばを味わい読みをひらく授業」(石井順治著)を読む。いくつかチェックしたところがある。

 教師の解釈を教えられる授業ではなく、一人ひとりの味わいから出発しその交流から読みがひらかれる学び、それは、どのような授業によって可能になるのだろうか。そこには一定の方式が存在するものではない。やり方などどんなものであってもよい。しかし、どんな方式をとろうとも落とせない原則がある。それは、子ども一人ひとりがテキストと向かい合っていること、その一人ひとりの味わいが響きあっていること、そして、他者のテキストへの触れ方からすべての子どもが学んでいるということである。

 石井さんの「学び合う学び」の定義がここにある。「教師の解釈を教えられる授業ではなく」という文言で、10月の教師力セミナーでの野口先生の厳しい表情を思い出す。「一人ひとりがテキストと向き合っていること」、これはまったく同感。「他者のテキストへの触れ方からすべての子どもが学んでいる」という文言を「子どもが学びあうように教師が仕掛けている(指導している)」としたら、石井さんはどう言われるだろうか?など、いろいろと考えながら読み進めた。


2006年11月04日(土) 市民講座開始「落語の楽しみ方」
2005年11月04日(金) 数学の授業
2004年11月04日(木) 舞台芸術祭実行委員会出席
2003年11月04日(火) いきいきあいちっ子キャンペーン