三楽の仕事日記
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3年生の教室で、初の「情報モラル授業」。教材はチェーンメール。先行実践を見ると、この種の授業は知識注入型が多いので、できるだけ子どもの言葉を引き出し、それを元にモラル形成をしていこうと試みた。初の授業としては、満足のいく授業を子どもたちと創り出すことができた。取り得る行動の検討、それに対する○×判断、その理由を話し合う展開は、情報モラルの概念形成においても有効だった。新たなモラル形成をねらいとする授業においても、子どもの言葉を元をして実現できる手応えをつかんだ。もっとも学級の雰囲気がとても良く、本音を言う子どもがいたことも良い授業となった大きな要因。久々の授業で思ったことはいつもと同じ。「やっぱり授業はいいものだ」。
見ていただいた大西さんと1時間ほど授業の振り返り。今回、とてもおもしろい授業となったのは、僕の「発問のあいまいさにある」と分析してもらった。確かに「予想外の展開になってしまった」と、僕は授業中に発した。びっくりするような学級全体の反応にとまどった。頭をフル回転させて次の策を考えた。あの場面はとてもスリリングで、腹をくくって、ある子どもの発言に的を絞った。これが結果としてうまくいったのだ。こういう展開を生み出したのは、その前の場面の「取り得る行動を出させた後の発問」だと言われた。その発問は「これならやるだろうなと思うものには○、やらないと思うものには×をつけなさい」というもの。なるほど!確かにこの発問には「だれが」が抜けている。「自分が」という場合と「一般の人が」という場合では、○×判断はかなり変わってくる。僕は「自分」を想定して発問し、受け手の子どもは「一般の人」を想定したのだ。このずれが、幸運にもとてもうまく作用したわけだ。たまたま起こった事実をきちんと分析してもらえるからこそ、今後の授業に生きる。いつものように大西さんに感謝。
さっそく明日、あさっての指導案づくりに時間をかける。
5日間の職場体験実行委員会。夏の終わりまでに180名を超える生徒を受け入れてもらえる50近い事業所リストが完成。第一難関突破。それを受けて今後の進め方について協議。
19:30地域ふれあい学びフェスティバル小実行委員会。22時近くまで、細部にわたって検討。10月7日の計画案完成に向けて、かなり進行した。
2005年09月11日(日) 志水塾学習会に参加 2004年09月11日(土) 漆紫穂子氏から学ぶ 2003年09月11日(木) @発見島セッティング
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