三楽の仕事日記
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2006年08月09日(水) |
船井幸雄さんの語録を読む |
「思いが実現する船井幸雄の60の言葉」(佐藤芳直著)を読む。船井さんに関心を持つようになったのは、志水廣先生の講演で名前を聞いたのがきっかけ。それまでは、いわゆる生き方本を意識して読むことはなかったけど、船井さんの本に出会ってからは、こうした生き方本や経営書にも興味が湧くようになった。今回は船井さん直下の部下がまとめた船井語録。
そういえば、生の船井さんに会いたくて、セミナーに申し込んだことがあった。受講料は5万円ほど。セミナー要項を見てびっくりした。教員研修でこれほど費用がかかるものは聞いたことがなかったからだ。しかしどのセミナーを見ても、ほぼ同額なのだ。企業研修というのはこういうものだと納得せざるを得なかった。そして、それだけ払っても船井さんの話を直接聞いておきたいと思ってセミナーに参加した。身銭を切ると特に話が体の中にしみこんでくるような気持ちになった。やはり研修は自ら求めてするものだと思った。
教員5年目のころ、東京で開催された民間によるコンピュータプログラム講座に参加したことがあった。3日間で教材研究、指導案づくり、その流れに沿ってのプログラムを作るという内容の講座だった。1日目は指導案作りまでが目標。終了予定の17時になっても、参加者の多くはまだ出来ていなかった。自分もその一人だった。時間がきたので、これで終了だと思ったときにびっくりするような指示が出た。 「今日中に指導案を立てていただかないと明日に進めません。私どもの責任でもありますので、どうか残って仕上げてください。なおこの部屋は17時に空けなくてはいけません。廊下に机と椅子を持って出て、廊下で取り組んでください」 このような感じの指示だった。びっくりした。2日目、3日目は誰一人残る人はいなかった。自らお金を払って参加した人ばかりに対して、開催する側としての責任をきちんと果たします!こういう姿勢がはっきりと見えた研修だった。未だに覚えている研修の一つだ。
2005年08月09日(火) 小学館から取材あり 2004年08月09日(月) 新チームづくりの苦労を思い出す 2003年08月09日(土) 台風10号
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