朝から強い雨。今日は読売新聞社主催の「教育ルネサンス　読売教師力セミナーｉｎ津」に出演。会場の三重県総合文化センターに車で出かける。

　１０：３０到着。コーディネータの大西さんと簡単な打ち合わせ。志水先生や和田さん、伊藤さんらと昼食をしながら情報交換。

　１３：００セミナー開始。178名の参加。申込欠席者はわずか2名とのこと。担当の方がびっくりするほどの集まり具合。

　ミニ講演「学力向上に向けての教師力」（津市教育委員会　中山先生）、「授業力アップを目指す方策」（愛知教育大学　志水先生）。志水先生の講演骨子は「１　授業力とは何か　２　授業を変える２つの方法　３　授業力を高める学校集団」。いつも以上にエキサイティングな語り。

　「達人の授業を見てみよう」という照れくさいタイトルで、２年前に自校でやった道徳授業が１８分間に編集されて上映された。教材は「僕の仕事は便所掃除」。「頭をかなづちでがつんとぶん殴られたほどのショック」という言葉をキーワードにして構成した道徳授業。この構成は、以前に和田さんの道徳授業を見て、まさに「頭をかなづちでがつんとぶん殴られたほどの刺激」をもらい、それを真似して自分なりに考えたもの。和田さんに「どこかで見た感じがする授業じゃありませんか」と聞くと「私のものにとても似ている」というコメント。「その通り。学ばせていただきました」と感謝。

　続いて本物の達人、一宮の伊藤さんと豊田の和田さんが模擬授業。見るたびに磨きがかかっていて感心するばかり。二人の技がよく伝わるように解説をする大西＆志水ご両人の授業を見る目は、さすが「プロの目」。雨の中、足を運んだ多くの皆さんも多くの学びを得て帰られたことと思う。

　出演者、主催者の皆さんと反省会。会場アンケートに目を通しながら、今日の自分を振り返る。７月には名古屋で同様なセミナーが開催される。いろいろと悩みことあり。

2005年05月13日(金)　校長会議
2004年05月13日(木)　現職教育実施
2003年05月13日(火)　ＫＥＣの皆さんの視察