三楽の仕事日記
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2006年05月09日(火) 生徒総会にて

 昇降口清掃。傘をきちんと束ねて傘立てに入れる子どもとそのままつっこみ子ども。家庭のしつけがこんなところからも見えてくる。

 こまきあんず代表、城山区長の木下さんが来校。こまきあんず第10回交流の広場では僕が出させていただく。講演テーマは「落語で豊かな我が人生」。とっても目を引くポスターを作っていただけた。ポスターを見ただけでプレッシャーを感じるインパクトのある仕上げ。

 市内他地区から「学びノートプロジェクト」の問い合わせあり。関心は高い。手応えを感じる。

 1・2時限目は生徒総会。スムーズな進行というか、今一歩形式的というか、もともと総会というのはそういうものなんだけどと思いながら、この進行なら自分の時間はたっぷり生まれると心躍る。「よし、全校を相手にちょっと授業らしきものをやってみよう」と。

 最初は「なぜ生徒総会をやるのか」という問いかけ。1年生の子どもは「分かりません」。続いて2年生の子どもも「分かりません」。それじゃあ、全校が集まって時間をかけてやる意味はないじゃないか!と一喝。続いて3年生。「学校生活改善のために・・・」といった意見を述べてくれた。つかさず野口芳宏さん風に「今の意見になるほど!と思った人は挙手を」と指示して、周りを見渡す。手を挙げていない子どもも数人。「君は手を挙げなかったね。君の意見は?」と聞くと各委員から提案する意味を押さえた意見を堂々と述べてくれた。「今の意見にさらになるほど!と思った人は」と聞く。続いて、ある子どもに「今の意見に手を挙げたね。どのような意見だったかを言ってごらん」とつっこみ。きちんとした返答あり。さらに「あの意見でいいかい?」と尋ねると、「半分だけいい」という意見。さらに・・・。やっぱり長々と話すより、子どもの中に入って子どもから引き出した方が学びは高まる。そんな手応えを感じた。

 午後から尾張校長会総会・尾張教育研究会総会に出席。記念講演は「学校と教師の教育力」。講演者は愛知県教育委員の梶田正己先生。スライド最後に柳家小三治が登場するとは活きだね。ちょっと内容とは関連はなかった感じだけど。帰宅。今度行う講演「元気な学校づくりへの挑戦」の骨子を考える。


2005年05月09日(月) 校長会予算要望検討委員会
2004年05月09日(日) へえ〜という資料発見!
2003年05月09日(金) 松下視聴覚財団から表彰を受ける