三楽の仕事日記
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2005年11月18日(金) |
額田中学校研究発表会で |
7:30額田中へ向けて出発。またあの明るい子どもたちに会えるのかと思うと、心も軽くなる。9:00ごろ着。
数学の授業を午前・午後で4つ参観。僕はいつもの通り、デジカメ+コンピュータ持参で協議会後のミニ講演会の資料づくり。
数学の授業はすべてにバージョンアップしていた。とりわけ教員4年目の内藤さんの授業力アップには驚いた。子どもの発言・つぶやきをしっかり受け取り、それを生かす技量は抜群に上がっていた。子どもとともに授業を創る芯が体の中にしっかりと宿ったということだ。4月から勤めている大川さんも、教壇に立って7ヶ月とはとても思えない。彼は大学時代から志水廣先生について、多くの授業を見てきたという財産をしっかりと生かしていた。北村さんは志水先生の言われるとおり、授業は抜群にうまい。子どものふりかえりカードから、子どもの考えをしっかりとらえ、それを確実に授業で生かしている様は、まさに日常的にやられているからこそ、できることだと誰もが認識したことと思う。そして森上さんの授業。子ども同士で温かいかかわりあいができるように育て上げていて、だれ一人として取り残していかない、みんなで高めるのだという授業が具現化されていた。
子どもたちも先生たちも明るいあいさつを交わしてくれる。廊下の黒板には子どもたちの心を育てるメッセージがあちこちにある。授業中には友だちの発表に感心する声が出たり、よさを認める拍手が自然に出たりと、本当に純粋な子どもたちばかりで、一緒にいるだけで心洗われた。研究概要発表でみせてくれた全校合唱のすばらしさ。前回訪問したときには、子どもたちだけで体育館に集まって、3年生のリーダーが全校を呼びかけて精いっぱい練習していた。あの姿を見たら、参会者の方々はさらにびっくりされることだろう。「当たり前のことを当たり前にやろう」という基本が貫かれていて、それがすべての教育活動で実現できている学校が額田中だった。やはり理論は単純、みんなでやる、つまり凡事徹底するいうことだ。ミニ講演では、まとまった話ができず、申し訳なかった。現実を目の当たりにした先生方には、僕の話を聞くまでもなく、十分に研究の成果が伝わったことと思う。
帰りは渋滞にまきこまれて、かえって額田中の教育を振り返る時間が生まれた。当然、光ヶ丘中の子どもたちのことも考えた。ものすごいエネルギーを持っている子どもたち。そのエネルギーをもっと発揮させてやりたい。僕はどう動いたらいいか・・・。
19:00ごろ学校に戻る。駐車場で地域ふれあいフェスティバルの準備を今日も遅くまでしていただいていたみなさんに会う。頭が下がるばかり。職員室では、すでに22日の指導案が印刷されていて、僕の指導案を待つだけの状態だった。本当にテキパキとやってくれる職員でありがたい。印刷、綴じ、袋入れまで完了。明日から授業公開、地域ふれあいフェスティバル、研究会と大イベントが続く。神経は高ぶる。
22:00通夜、そして帰宅。メールを確認して、さあ返信と思いながらダウン。
2004年11月18日(木) 東海市全体研究発表会にて 2003年11月18日(火) 朝から超多忙
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