三楽の仕事日記
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2005年08月11日(木) ひさびさのオフ日開始

 7月9日以来、ずっと続いてきた仕事日。ようやく今日から数日オフ日。しっかり休養することに。ひたすら寝る。

 何時間寝ただろうか?起きて久々にデータバックアップ作業。転ばぬ先の杖。

 「日本の教師再生戦略」(全国の教師100万人を勇気づける)(著 千々布敏弥=国立教育研究所)を読む。アメリカの教育事情と比較した上での「教師の力量と暗黙知」の項に納得。そして「授業研究こそ、教師の暗黙知を育むこと、しかしその方法を検討しなければという主張」にも納得。我が校はその方向に動いているとも自負。気に入ったところを転記。

 日本では、多くの教師が良心的に職務に取り組んでいるにもかかわらず、それを外部に向けて説明しようとしていない。教師の実際の姿を見る人とマスコミからの情報のみで学校の姿を想像している人では学校のイメージがずいぶんと違っている。教師たちは、自分たちが行っていることを世の中に知らしめる必要がある。世の人々も、学校の中で教師たちがどのように勤務しているかを知りたがっている。学校のよい側面を伝える、ポジティブ・プロパガンダによって、学校の等身大の姿が国民に理解されたとき、教師への批判の声は、教師を応援する声に変わるはずである。
 また、教育行政は、教師としての正しい鍛え方についての情報をもっと発信する必要がある。多くの教師が、授業研究の意義をおぼろげながら知っていても、日常の業務の消化に追われ、授業研究から遠のいている。本書で解説したように、授業研究が教師の暗黙知の獲得を促進し、彼らの力量向上につながるという認識が広がれば、授業研究に主体的に取り組む教師が多くなるに違いない。
 知識が正しくても、その情報が多くの人に広まらないと実践的な効果が出ないことはよくあることである。本書の刊行意図の一つはここにある。(p160〜p161)


 続いて「わかりやすく説明する技術」(著 冨永敦子・綿井雅康)を読む。本のタイトルの通り、わかりやすい説明が続く。これを読む限りは、自分はかなりわかりやすい話ができているとは思うのだけど・・・。ここのところの反省点は内容のとぼしさだよね。はあ〜。休みなのに気が重い。


2004年08月11日(水) 福井県坂井郡にて講演
2003年08月11日(月) 終日、原稿検討会