三楽の仕事日記
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午前中は今年5回目の教師力アップセミナー。文部科学省視学官の根本博先生による講演「数学教育の挑戦」。いよいよこのセミナーにも文科省が登場だ。久しぶりにお聞きする根本先生のお話。以前より増して熱のこもった語り口。指導要領の一文言にもこれだけの思いを込めたのだ、何のためにこの学習があるのかを考えてほしい、少人数だからきめ細かい指導なのか、数学を通して人間を育てるのだ、といったメッセージが会場全体にビンビンと伝わってくる。思わず背筋を伸ばす骨太の講演。講演後、3000円を超える書籍「数学教育の挑戦」があっという間に売り切れたことからも、いかにインパクトがある話だったかがよく分かる。
昼食を一緒にさせてもらいながら、さらにいろいろな話が聞けた。「先生、可能なら全国あちこちを回って、指導要領に込めた思いを語りたいのではありませんか」と投げかけたところ、大きく頷かれた。夏の文科省→県→市町での伝達講習では、とてもこの思いは分からない。思いの10000分の1も伝わっていないのではないか!残念なことだ。
大阪へ向かう。今日はひょんなことでつながりができたリピート山中さんのリサイタル。小牧エコネットからバスをチャーターしての参加。僕は遅れて参加。1400人入るサンケイホール、1階席はほぼ満席。いつも小牧で聴いているあのさわやかなリピートさんの歌声に酔いしれる3時間。高石ともやさん、桂雀三郎さんらもゲスト参加で、笑いあり、しんみりありのとっても温かいリサイタル。
30歳を超えて意を決してプロデビュー。夢に向かってジワジワと進んできて、とうとう今回のリサイタル。4年前ほどにお会いしてから時折聴いてきたリピートさんの人生観。歌を聴きながら、これまで僕に語ってくれた言葉の一つ一つが甦ってきて、ものすごく目頭が熱くなってきて・・・。僕も「ありたい自分、なりたい自分」を見失わず、頑張ってみようと新たに決意もさせてくれたコンサートに大満足。
終了後、楽屋で行われた打ち上げ会にも参加させてもらって、リピートさんはもちろん杉山マネジャーさんとも握手。本当におめでとうございました。次の目標「紅白」に向かって頑張ってください。
帰りはエコネットの皆さんと一緒。29人乗りのバスが満席。エコネットメンバーの出口さん、橋本さん、竹内さんらの格別な心遣いや準備もあって、快適なバスの旅。隣に座られた鍛治屋さんに、さっそくリピートさんに影響されて熱い提案。IT推進会議の提案に自信も持てた。出発が遅くなったこともあって、小牧に着いたのは午前1時30分。さぞかし運転手の白石さんもお疲れのことと思う。秋月さんに送ってもらって、帰宅したのは2時。秋月さんから「学校担任だより」(長嶋清著)をいただく。勤務先も違うのに、いつまでも気にかけていただいていて感謝。就寝は3時。
2003年12月04日(木) 一宮女子短大のカイゼン
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