三楽の仕事日記
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2004年08月10日(火) 長野上高井郡で講演

特急しなの5号で長野へ。久しぶりのワイドビュー。車窓からの緑が美しい。車内で講演進行のチェック。数学教育9月号を読む。今回の特集は「教育の情報化で数学教育はどう変わるか」。日ごろ情報交換をしている皆さんが執筆。原稿を読みながら、こうした数学実践をしたいものだ、授業者であり続けたいものだという思いも再び起こるが、こうなった以上いたしかたない。編著の飯島先生のご配慮で、自分は前任校小牧中の「個別学習プリント」の実践を紹介することができた。久しぶりの数学教育での掲載。毎月締め切りに迫られていた附属時代が懐かしい。

長野駅まで3時間。駅のホームでお待ちいただいた担当の方と出会い、昼食。おいしいおそばをいただき、会場へ。

上高井郡では、午前中は全体での研修会があって、午後は教科ごとに分かれての研修会。そこで算数・数学部会は私の話となったわけだ。1日となれば聞く方も辛いだろうと思いながら、「授業力アップ 子どもを生かす○つけ法と復唱法を中心として」という演題で2時間。志水廣先生の講演は全員がお聞きとのこと。さすが教育県、長野。当初の予定を変更して、まず自分の授業ビデオを見ていただきながら、どう子どもの発言を生かして他の子どもにつないでいるか、この瞬間、どう自分は考えていたかなどの授業解説を1時間。平面図形の模擬授業でさらに自分の授業観を示して、○つけ法と復唱法の紹介、ならびにミニミニ研修会。熱心にお聞きいただき、実技にも積極的にご参加いただいた。さて、皆さんの向上的な変容を促した講演であったかどうか。これは皆さんにお聞きするしかない。自分のホームページや志水塾の紹介をして会場を出る。

18時長野発。担当の方のとても細やかな配慮に、まさに感動の連続。それだけに自分の講演は・・・と思いもある。それより明日のことを考えることが先決か。

長野駅で、モバイルでメール確認。久しぶりに連絡をいただく方が受信箱に並ぶ。高松の徳田先生から温かいメール、日記をいつも愛読していただいているとのこと。元気をいただき、厚かましくもフロンティアスクール実践資料があれば、とお願いメールを返す。和歌山の木下先生からも久々の連絡。来週は和歌山。久しぶりにお会いできると思ったが残念。学校からはホームページ更新依頼メール。確認して更新承認チェック。今日も更新継続。

しなの号が遅れて、乗り継ぎで走って汗をかく。10時ちょっと前に帰宅。問い合わせのメールもいくつかあって、その処理。明日は福井。早めに休んで、早朝に講演の確認をすることにする。


2003年08月10日(日) 竹島名物男に遭遇