三楽の仕事日記
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2004年06月10日(木) キックオフ宣言&環境コンサート

昨日のリハーサルで事前に子どもたちへの意識化が必要と判断。急遽、早朝、集会が開かれた。急な変更で困る職員もあったろうが、実態に基づいて柔軟に対応することも必要。

学校版環境ISOキックオフ宣言で、子どもたちに校長として話すため、再度、インターネットなどで資料検索など。しかし、電話が入ったり、来客があったりと原稿を書くまでに至らず。

3時間目は体育の授業観察。ソフトボールの授業。授業の始まり方、終わり方などきちんとルールができていて気持ちがよい。体育の授業は運動量の確保が一番だが、無駄のない授業構成で感心。

4時間目は教育実習生の授業観察。素直な人柄があちこちで垣間見ることができた。自分の指示のまずさを素直に謝り、説明不足の点をしっかり補足し、この時間を精一杯充実させようという気持ちは、子どもにも伝わるはずだ。わずか2週間の実習。何事も素直に受け止めることだ、という最初の指導が生きているようでうれしかった。

隣接の学級の授業も見る。国語はピーンと張りつめた空気の中で、実に集中度が高く、まさに子どもたちを鍛えているという授業だった。一言も逃さないぞという子どもの学びの姿が見られ、これまでの指導の積み重ねにも感心した。
英語の授業では、一部の生徒に黒板に書かせている間を利用して、教師が個々の生徒と学習内容に基づいた英会話がされていた。なるほど、こういう時間も有効に使えるものだ、汎用性は大いにありと、これも感心した。

「学校版環境ISOキックオフ宣言」と「環境コンサート」。中日新聞、ケーブルテレビの取材もあり。ボランティアとして本校の保護者も数人参加。私による学校版ISOの概要と意義説明、生徒会による子どもの宣言、教師の取り組み宣言、そしてリピート山中さんの環境コンサート。生徒会執行部が短時間で良いプレゼンを作り、うまい発表をしてくれた。教師も子どもたちの前できちんと示したことで、その意気込みを感じてくれたことと思う。コンサートは、リピートさんのますます磨きがかかった子どもたちへの呼びかけ、とても澄んだ声で心に響くあったかい歌で、心動いた子どもも多数あったことと思う。とてもいい会となった。ただ、はにかみ屋が多いのか、「こまき〜」という呼びかけが今一歩。本当は腹から声を出したかった生徒もいたのでは。

終了後、校長室で、リピートさんやエコネットのボランティアの皆さんと懇談。教育コンサルタントの大西さんからも、いろいろな助言をいただいた。数人の方からの「進んで挨拶ができる子どもが多くなったような気がしました!」という声はうれしかった。また「ホームページを毎日楽しみにしています、学校が変わってきましたね」という声も格別うれしい。

帰り際、リピートさんのそばによってきて話しかける生徒がチラホラ。歓談する姿を見ていると、何かこちらもうれしくなってしまう。真摯に対応していただけるリピートさんに改めて感謝。

夜は再びリピートさんらと懇親会。後半はミニコンサートといった感じにもなって、いつのまにかアルコール量は許容量をとうに超える。体中、まっかかになって退散。その後はいつものように記憶なしというような状況。楽しいお酒だった。



2003年06月10日(火) 数学教育の話がいっぱい