全てフィクションです 【父との秘密】好きな人が出来た - 2002年06月17日(月)6年生になると、クラスの中でも 「あの人が好き」「この人がカッコイイ」「あの娘が好き」 という話題も多くなってきた。 この頃、あたしにもクラスで好きな男の子が出来た。 あたしは自分で「クラスの皆と自分は違うもの」と思っていたが それでもやっぱり皆と同じに男の子を好きになった。 ある時意を決して、好きな男の子に告白した。 返ってきたのは嬉しい返事。 小さな恋が始まった。 その日からしばらくは、偶然だったのか父の寝室への訪問も無かった。 あたしは安心して、男の子との恋愛を楽しんでいた。 自分を好きだと言ってくれる人がいる事が 新鮮で楽しくて嬉しかった。 少しだけ頭の中で 「セックスは愛し合う二人がするもの」 という、あの医学書の言葉がよぎった。 でもあたしたちはまだ小学生。 お互いに好きでも、まだ結婚するわけじゃない。 セックスしなくてもいい。 この人とは、セックスしなくてもいい。 手を繋ぐだけの付き合いが、本当に楽しかった。 -
|
|