全てフィクションです 【父との秘密】これが、精子 - 2002年06月12日(水)その夜、やっぱり父は眠っているあたしの布団を取り払いに来た。 そして初めて、あたしは抵抗した。 抵抗と言っても、向こうには弟が寝ている。 物音に気づいてこの光景を目にすれば、また母に何か言うかもしれない。 そうしたら、弟はまた父に殴られるだろう。 今度はあたしも、同じ目に遭うかもしれない。 そう考えると、派手な抵抗は出来なかった。 いつもと同じように、父は布団をあたしの頭にかぶせたままだ。 あたしが起き上がろうとしても やっぱり布団を押さえつけるだけだった。 むき出しにされたあたしの下半身は父の体の下で動けない。 気持ち悪い感触が自分の股に感じられるが バンザイをさせられたまま布団で押さえつけられて動けないあたしは 息苦しい布団の中で息を殺して泣くしかなかった。 父の行為が終わり、眠ってしまった後 あたしは静かにトイレに向かった。 父はその行為が終わっても、あたしの汚れたあそこを拭く事はしなかったのだ。 あたしの下着には粘りけのある液体がついていた。 これが・・・精子。 やっぱりこの奇妙な液体は、おしっこなんかじゃなかった。 この液体が、あたしの体に入って赤ちゃんになる。 生理が始まれば。 生理が来たら、あたしはどうなってしまうんだろう。 朝起きると、机の上にお金が乗っていた。 2000円も。 当時のあたしのお小遣いが500円。これは大金だ。 置いていったのは父だろう。 そのお金は、あたしには 「大人しくしていろ」 という意味に見えた。 -
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