コロにょがこのごろ元気がなかったばも。 あの おいしーおいしーカケシアも ぼくと茶々がけっこうもらってたばも。 コロにょはあんまりほしくないにょ とゆってたばも。 ゆうべなんかほんとに もういらないにょってゆってたばも。
ゆうべからコロにょといっしょにおそとにだしてもらっていたばも。 ゆうべ、よなかの二時前にね、おねいちゃんがころにょにごはんをあげて そのあと いっしょにねなって だしてくれたばも。 ぼく、コロにょといっしょに、まるいお花ハウスでねたばも。
あさね。 おねいちゃんがかいだんをおりる音がしたばも。 ぼく、まだお花ハウスでコロにょといっしょにねてたばも。
そしたら・・・ちょっとしたら・・・ コロにょは うつぶせで、くるしそうにしたばも。 くるしそうにしたばも・・・ 血をね、くちからはいたばも。いっぱいばも。 ぼく見てたばも。 おどろいたばも。 おねいちゃんをよんだばも。
ちょっとしたらおねいちゃんがきたばも。 コロにょはどうなったんだばもーーーー!?
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にしやまがいたち部屋のとびらを開けると、バモスが仁王立ちで、 目をまんまるにして、口を半開きにして、待っていました。 「一大事ばもー! ばもー!」といっていました。
コロナが口元を血に染めて、眠っていました。 コロナをだきあげたときはあたたかくて、やわらかくて いのちが抜けていった一瞬の後・・・という感じでした。
インスリノーマでした。発作もときどき、ありました。 心臓の方は、咳もなくなったし、薬もカミオーよりずいぶん少ないし、 そんなにひどくないのだろうと思っていました。 それにしても、最期に、大量の吐血・・・苦しかったろう、と思います。 ちっとも、予期していませんでした。
バモスがとっても驚いたんだろうと思います。 コロナを軽くお風呂にいれて抱いて戻ってくると、バモがタオルにもぐりこみ コロナの顔やくびやおなかのあたりを必死でなめていました。 バモにコロナを見送るつらい役目をさせてしまいました。 でも、感謝しています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
コロナは2002年4月ににしやま家にきました。 ペットショップで1年近く過ごした、ふくふくのおでぶマーシャル、 ほんとに箱入りでした。
初めてカミオーと引き合わせた時は、目を三角にしてシャーシャー言ってました。
大ケージでGEN家の子といっしょに過ごした初めての夏は、 食べ盛りのほかの連中がご飯皿にむらがっているのに参加できず、 「ぼくのごはんはどこにょー いったいどこから降ってくるにょー?」と、 ぽつんとケージの最上階で待っている姿がよく見られました。 穏和で、激昂することのない性格だったので、 よく枕にされていました。 こんな風にトトにも、ジョジョにも、カミオーにも 辛抱強く首の皮を提供していました。
ひとことでいうと、マイペースだけどよくできたむすこ でした。
しずかに、ゆったりと、しあわせに生きた仔だ思っています。 ね? コロナ?
穏和なコロちゃんには過激な日々だったかもしれないけど、 ととかむ家にきてくれて、ありがとう。 もう首の皮噛むようなわるさは誰もしないから、ゆっくり眠ってね。
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