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2003年12月04日(木) え゛?! A先生の当直の日なんて知らないっすよ(汗)。

22*57
こんばんは。
駅で学校の友と喋っていたらこんな時間になりました…もうすぐ23時ッスね。
やばいで〜す。日記を書き終えたらとっとと!ええとっとと寝ます。
今日も長文日記になりそう…お付き合い頂ける方だけ…済みません。
m(_ _;)m

昨夜…やらかしました…(ごめんなさいごめんなさい)。
久しぶり(のつもり)でしたが、スパスパと切っ(自粛)…。

でも、昨日改めて自分のリストカットの傾向を掴みました。
最近、縫わなければならないほどの傷を作らないと、気が済まなくなってしまった。
これは一体何?? というのが疑問であり、リストカットするのに上載せしてそんな…と
頭痛のタネになっていることでした。

私は、本当に私を解ってあげられない人間なんだと実感しました。
ホントこれ以上ないくらいにろくでもない実感ですが。
でも、私は私を本当に解っていない、でもそのなかの1つが漸く解ったのです。

何故、縫わなければならないほどに切るか。
あ、その前に…こんな文章読みたくない方は回れ右して下さい、済みません
申し上げるのが遅かったでしょうか。
自分でも始末に終えない性格だと判断している事だけは解ってやって下さい。

こんなに当然の事…ですが縫うほうが、処置に長い時間を費やしてもらえますよね。
私は"手をかけてもらいたい"んですね。
もっと直接的に言うと
「触れてもらいたい」「ケアしてもらいたい」「傍を離れないで欲しい」。
数え上げれば似通った文章がごそっと出来上がるでしょう。いくつでも。

このことにピンと来たのは、実は昨夜ではなく、先週の金曜日でした。
病院へ行くや気分が悪くなって、処置室で横にならせてもらい、点滴までされました。
その時に。
A先生は、脈などをチェックするわけで。
手首を軽く数十秒握られ、涙が出るほど感動していた私が居ました。

その時に、
「私はよほど人肌が恋しいのだな」
と思いました。

流石に点滴までされたのでY先生の勤め先へ電話をかけ、コトの顛末を話した際に
「先生、私もうダメみたい。手首握られただけで死ぬほど感動するんです」
とありのままに言ったら
「別にそれはダメってことはないじゃない」
との答えが返ってまいりました。てっきり笑い飛ばされるか
変な患者を持ったものだと(改めて)認識されると思っていたら、そんな事はなく。

人肌恋しくなるのは、当然の事だよ人間として、と言われました。
そうなのかー…と呆けていました。
てっきり変態になったものだとばかり思っていたので(爆)。
あ、私を変態と思ってこの日記を読んでる方もいらっしゃるかとも思いますが…。

A先生は2回脈取りに来ました。
点滴していく? と聞かれた時と、点滴の最中に、どうです? と具合を聞かれた時…。
頭がおかしくなるかと思いました。
A先生の手はとても暖かかったんです…。

って…書いてて自分で厭になるくらい変…私…(滝汗)。
ですが私の名誉(?)の為に書かかせて下さい、性的興奮ではありません。
深読みし過ぎかも知れませんが、子供帰りしているんでしょうか。
子供が、親を自分の傍に置いておきたいと思う心理。
親の手を、硬く握って離そうとしない…。

話を戻します。

昨夜も、当直が偶然A先生でした。
以前、お手紙に自分の病名と、Y先生への連絡の取り方などをしたためて渡して頂いたのですが、
それからA先生は柔和になったような気がします。それまで切り過ぎで飽きれられ気味だったので。

医局から降りてきて、
「安宅さんって僕の当直の日知ってるの?」
と開口一番訊かれました。
…知りませんって。エレベーターから先生が降りてきてこっち(私)がびびってますよ…みたいな。

「そうだよねぇ。知らないよねえ…それにしても凄い確率だよね。どうぞ?」と
診察室へ招き入れられました。

処置中も、ずっと仰っていました。
だから本当に知らないってば(汗)。
そう言えば以前…悲しいやら嬉しいやら…な一言を頂いた記憶があります。
『安宅さんのお陰で縫合巧くなったよ(苦笑)』
す、すすす済みませんっ。

そうなんですよ。
以前1度この日記に記しましたがA先生の当直の日に私がやらかす確率が高いのです…。
欠伸しながら「3時に来るのは勘弁してよ〜」などと笑われた経験もあります。
本当に物凄い確率。

ん〜、知ってるのは火曜の午後の救急当番がA先生だという事だけです。
だから水曜の深夜(日付けは木曜)に当直はしてないだろ…と慮ったのですが…。ははは(苦笑)。

麻酔が凄く痛いんですけど、実はリストカットよりも痛いんですけど、
局部麻酔をされてうっ…ってな時に思いついたんです。
「ああ、時間をかけて診て貰えるから、触れていて貰える時間が長いから
縫って下さいって本能が言うのかな…」と。

もしこれが事実だとしたら、私は当分抜け出せない事になります。
けして抜け出す気が無いわけではありません!
腕にこれ以上傷を作るなと言うのは周囲の人に耳が痛いのを通り越し、
聞こえなくなってしまうほど言われています。

自分でも、将来ずっとこんなことをし続け生きていく訳には行かないんだと言い聞かせる日々です。
でも、本能とのバランスを取る方法を他に思いつかない…。
寂しくなったら、イライラしたら、慰めてもらう為に傷を作ってしまうのです。

バカ…というかどん底。_| ̄|○

何時まで、この堂々巡りが続くんでしょう。
私はいつまで私と闘うのでしょう。
ぬくもりがあれば…私の手の届く所にはないぬくもりを求めているのです。
何て不毛なんでしょう。

「カレシ作れカレシ!!」
そんな空耳が聞こえます……激しく同意ですがそんなもんできるんだったら
とっくに見つけてヨロシクやってますって(号泣)。

今私が主に迷ったり困ったりしている事は
彼が出来ない事とサイトの更新が思うようにならないので閉鎖を考えている事です…。
折角2万回ったのにね…。

ええいぐだぐだ書いてないでそろそろ寝るぞ!!
眠剤投下!

此処まで付き合ってくださった方、本当に有難うございました、そしてお疲れ様でした(滅)。



安宅 さゆみ   

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