連休後半の3日は家からほとんど出ませんでした。本を読んで、テレビを観て、終わってしまえば、本当にあっという間です。 4月から連休の間に読んだ本です。
『福音の少年』あさのあつこ/著 少年2人の関係が児童書よりもさっぱりしていて、少しものたりなかったです。どちらも反発しあってるから仕方ないのかな。 ラストにもうひと波乱欲しかった。本当の黒幕が今ひとつわかりずらくて、続編があるのかと思ってしまいました。
『宙(そら)の詩(うた)を君と謳おう』柴田よしき/著 3部作の最後。前作のラストでララに恋人ができたのが、今回は15歳の子供の母になっていてびっくりしました。母になっても元気いっぱいだったので、面白かったです。
以下は北森鴻/著 『花の下にて春死なむ』 香菜里屋のマスターのビジュアルが今ひとつイメージできないのですが、出される料理がとっても美味しそうです。連作でしたが、表題作が一番好きでした。
『冥府神(アヌビス)の産声』 浮浪者がトウトを守ろうとするラストの展開は面白かったのですが、全体が脳死がらみの難しい話だったので、読むの疲れました。
『狐闇』 冬狐堂と、税所コレクションをめぐる闘いで、蓮丈那智(+三国)や香菜里屋まで出てくるという、私には出血大サービスの話でした。「狐闇」というタイトルにしては、オチは微妙でしたが、三十路の女の友情が心に沁みました。
『闇色のソプラノ』 夭折の童謡詩人(金子みすずにダブって見える)の自殺をめぐる哀しい話でした。偶然にも程があるというツッコミを入れたくなりますが、作中でも何度も「こんな偶然…」と言われているので、狙いなんですよね。ラストの静弥のモノローグに泣いてしまいました。
『メヴィウス・レター』 「ぼく」から自殺した「キミ」へと宛てた手紙(過去)と、差出不明人からその手紙を送り付けられた小説家の心境(現在)が交互に描かれていて、面白かったです。 始めからラストまでめちゃくちゃ好みの話でした。ストーカーが出て来る話は苦手なんですが、描写が痛くない程度だったので、読み易かったです。シリーズもの以外では一番好きな話になりそうです。
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